研究室ブログ

東京農工大学 鈴木研究室のブログです。

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2023年3月20日 修士論文審査会                  浦島

こんにちは。M2の浦島です。

2/9に行われた修士論文審査会(以下、修論審査)について報告します。

修論審査では、2月のブログで報告した研究会と同様に、
高指向性利得な0.3THz帯のメタレンズアンテナの設計方法と実験評価について
報告しました。

以下に修論審査での発表とは別で撮影した発表動画を載せましたので、
ご興味あればぜひご覧ください!


浦島 康平, "波面制御が可能な0.3THz帯メタサーフェスの
共鳴トンネルダイオードへの集積化に向けた研究," 修士論文審査会, Feb. 2023.
(修論審査とは別で撮影)

接着シートを用いた積層構造のメタレンズアンテナにより、
0.3THz帯で指向性利得20dB超えを実験で実現し、
テラヘルツ産業の発展に貢献できる研究成果を得られました。
また、優秀論文発表賞もいただくことができました。

この結果に満足することなく、自分の研究成果を世界にアピールするために
ジャーナル論文の執筆を進めていきます。

研究生活をともにした同期の劉さん、先輩、後輩、
さまざまなアドバイスをくださった鈴木先生、
研究生活をサポートしてくださった田代さん、本当にありがとうございました。
研究生活を通して培った知識や物事の取り組み方・考え方を忘れることなく、
社会で活躍できる人材になれるよう頑張ります。

最後におまけで研究室に集まって修論審査をZoomで
聴講してくれた後輩たちの様子を載せておきます。


  Zoomの画面を研究室のテレビに映してみんなで聴講中

2023年3月20日 修論審査会                       劉

こんにちは。M2のです。
今回は、2/9(木)に行われた修論審査会について報告します。

修論審査会では、デュアルコム分光法での測定に向けた近赤外域で
誘電性と磁性の両方を制御したメタサーフェスの実験について発表しました。

修論は昨年の5月頃から毎日少しずつ書き始めていたため、
充実した修論を余裕をもって書き上げることができました。
発表当日も、今までの学会発表や展示会などでの経験のおかけで、
自信をもって発表できたと思います。


修論審査会後に浦島君と劉で

3年間で得られた専門知識や研究生活での経験などを生かして、
4月から社会人としてより一層精進します。

最後に、
一緒に切磋琢磨した浦島君、後輩たち、
研究について幾度も議論し、アドバイスをくださった朝田さん、OBの先輩方、
研究生活をサポートしてくださった田代さん、
研究や物事の進め方など多くのことをご指導していただいた鈴木先生、
本当にありがとうございました。

2023年3月20日 ARIM 秀でた利用成果表彰式・nano tech2023展示    朝田

D2の朝田です。

この度、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
令和4年度「秀でた利用成果」優秀賞を受賞しました!

東工大の宮本先生、梅本先生にご支援をいただいて実現した課題
「電子ビーム露光によるSiNxメンブレンの表と裏両面への
正方形Auパッチの作製」

の成果が認められ、昨年度の利用課題の中からわずか6件の
「秀でた利用成果」として選出していただきました。

2/1(水)-2/3(金)開催の展示会nano tech2023内で2/1(水)に表彰式があり、
受賞の記念撮影や、成果について紹介する講演を行いました。


表彰状をいただきました


受賞した利用課題の成果について講演中の朝田

また受賞に際して、展示会nano tech2023でも、
ARIMのブースで利用課題と成果を紹介する機会をいただきました!

今回の展示の準備は私が主導となって進めました。
配布資料の作成や展示物のレイアウト決め、ブース説明の担当者の割り振りなど、
初めて経験するような作業も多く苦労したのですが、
研究室の後輩のみんなにも手伝ってもらい、
とてもいい展示にすることができました。


展示ブース設営の様子



1人ずつ、持ち回りでブース説明

後輩たちの協力のおかげで、展示会を無事終えることができました。
また、ブースにお越しいただいた企業、大学の皆様、
誠にありがとうございました。


1日目(授賞式の日)、利用課題の成果の展示ブースで記念撮影

改めて、いつも支えてくださっている研究室の皆様、
ご支援いただいた東工大の宮本先生、梅本先生、
またご選出いただいた選考委員の先生方に感謝申し上げます。
受賞を糧に、今後も気を引き締めて研究を進めていきます!


1日目撤収後、会場(東京ビッグサイト)を背景に記念撮影



展示会後はお疲れ様食事会。お疲れさまでした!
発表だけでなく、久しぶりの大人数での出張も楽しみました。

2023年3月2日 学会発表                     研究室事務

以下の学会発表を行います。

宇野 晃生, 浦島 康平, 鈴木 健仁, "0.3THz帯積層構造メタサーフェスアンテナの接着シートを用いた設計," 2023年第70回応用物理学会春季学術講演会, 16p-A202-14, ハイブリッド開催(上智大学+オンライン), Mar. 2023.

安川 昂秀, 山森 駿司, 鈴木 健仁, "誘電率と透磁率の両方を制御したメタアトムの配置設計によるテラヘルツ光渦生成素子," 電子情報通信学会 東京支部学生会研究発表会 第28回, pp.31, オンライン開催, Mar. 2023.

2023年3月2日 JSTさきがけ(熱制御)公開シンポジウム     研究室事務

准教授鈴木が、JSTさきがけ(熱制御)公開シンポジウムで講演します。

日時: 2022年3月7日(木) 11:25-11:45
講演タイトル: 極限屈折率材料の深化と熱輻射アクティブ制御デバイスの開拓