平成18年10月1日、若手研究者が、自立的研究に一定期間集中できる特区として、大学院共生科学技術研究院の中に独立した拠点である「若手人材育成拠点」を設置しました。
若手研究者の採用については、学内委員、学外委員からなる選考委員会を設置し、国際公募に応募のあった811名の中から厳正に選考しました。選考された若手研究者22名は、特任助教授(テニュア・トラック教員)として採用され、若手人材育成拠点において「自主財源を含めた研究費と研究スペースの優先配分」「管理運営業務などの負荷軽減」「事務的支援を行う若手研究支援室の設置」などの優遇措置を受け、研究を遂行しています。
また、若手研究者は、将来、テニュア教員となって本学の教育を担うことになるため、教育組織である工学府、農学府、生物システム応用科学府の協力のもと、大学院生への研究指導や講義を行うことになります。
なお、拠点の運営は、若手人材育成拠点運営委員会が行い、若手研究者の育成、研究環境の整備、評価基準の策定、テニュア・トラック制度の調査、シンポジウムの企画および実施、総合評価委員会の開催等を行なっています。
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【運営体制図】 |
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