活動記録

「クラスステージ」第2回開催REPORT(2020.9.27)

2020年9月27日(日)にクラスステージの第2回目を実施しました。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第1回に引き続き、オンラインでの開催となりました。

English Communication for Scientists
第2回クラスステージの「English Communication for Scientists」講義の様子

午前中の「English Communication for Scientists」では、第2回目として、国際共通語としての英語を使うためのポイントを学び、東京農工大学に在籍する留学生TA(ティーチング・アシスタント)とともに、科学実験の動画を英語で説明する課題に取り組みました。事前課題として実験動画を視聴した上で、グループワークを行い、内容をまとめました。留学生TAと日本語ファシリテーターのサポートのもと、受講生同士が協力し合ってグループ毎に発表に挑戦。その後、フィードバックを行いました。

オンライン形式でのグループ発表の様子
農学講義

午後の、本学農学部生物生産学科の大川泰一郎先生が担当された農学講義「福島県における東京農工大学の農業復興研究活動」では、福島県富岡町での復興支援の取り組みについて講義いただきました。

福島県での復興支援をテーマにした大川泰一郎先生の講義

現地に適したイネ品種「モンスターライス」の開発から育成、環境保全型無農薬有機育苗が可能な技術の開発、ドローンなどに象徴されるIoT(Internet of Things/モノのインターネット)、AI(人工知能)を活用したスマート農業の導入など、豊富な映像資料を交えての講義で、震災後の農業復興の現状と課題について学びました。

最新の設備を駆使した中継会場の様子
Basic Skills for Scientists

また、「Basic Skills for Scientists」の第1回目講義では、研究者としての基本的な倫理を講義で学び、その後、「研究不正」の課題でグループディスカッションを行いました。具体的な事例について議論することで、今後行う実験や調査についての心構えを学びました。

「Basic Skills for Scientists」講義の様子