活動記録

「クラスステージ」第5回開催REPORT(2020.2.15-16)

クラスステージ最終回となる第5回目は、2月15、16日に一泊二日の合宿形式で行われました。

最先端科学研究者講演

1日目は、University of OxfordのDr. Jane Langdale(Department of Plant Sciences)による「Plant Sciences Research for 21st Century Challenges」と題した講演からスタートしました。

著名な大学において第一線で活躍されている研究者から、研究内容に加えて、研究に取り組む姿勢についても学ぶ貴重で有意義な機会となりました。遺伝子や光合成は高校でも学習する内容ですが、解明されていないメカニズムもある一方、地球規模の課題解決に貢献する機能を持っていること等を学びました。

English Communication for Scientists

一日目のEnglish Communication for Scientistsの講義が、東京農工大学グローバル教育院 准教授 伊藤夏実先生によって行われました。

8グループに分かれ、翌日の英語でのポスター発表に向けて、留学生TAやグループのメンバーと共に何を発表するか話し合いました。

農工大留学生との交流

夕食を囲みながら、Dr. Jane Langdaleや留学生TAとの交流を楽しみました。

ポスタープレゼンテーションの準備

夕食後は翌日の発表に向け、留学生TAやグループのメンバーと共に作業を分担して協力しながらポスターと発表原稿作りをしました。

生命科学実験

二日目は、東京農工大学工学研究院 特任准教授 一川尚広先生による生命科学実験で始まりました。

液晶とは何か、液晶作成の実験を通して楽しみながら学ぶことができました。また、講義・実験を通して、ものごとは、生物、化学、物理と、教科の垣根を越えて理解できることを再認識することができました。

Poster Session

そして、午後は、前日に引き続き東京農工大学グローバル教育院 准教授 伊藤夏実先生によるEnglish Communication for Scientistsでした。

前日から作ったポスターを使い、ポスター発表を行いました。発表者グループの時には作成したポスターの発表を、聴衆者グループの時は発表者グループのポスター発表を聞き、質疑応答の時間ではコメントや質問をしました。発表と質疑応答は共に英語でのやり取りでしたが、GIYSEプログラムを通して、英語で相手に伝える力や積極的に英語で発言する力がついたことを実感することができました。

ラボステージ受講生研究発表

来年度には、クラスステージを終了した受講生のうち15名ほどがラボステージに進み、大学の研究室で個別課題研究に取り組みます。ラボステージに進んだ場合にどのような研究ができるのか、ラボステージ受講生の研究発表を見て、質問をして、知ることができました。

クラスステージ修了式

全ての講義終了後、GIYSEプログラム クラスステージ修了式が執り行われました。東京農工大学グローバル教育院院長 教授 有江力先生から一人一人に修了証が授与されました。