活動記録

「クラスステージ」第4回開催REPORT(2019.2.16-17)

クラスステージ最終回となる第4回目は、2月16日、17日の1泊2日の合宿形式で行われました。

全南大学校植物生命工学部所属のYasuyuki Arakane教授

まず、1日目の招待講演では、今年度ラボステージ受講生(町田裕奈さん)の指導者でグローバルイノベーション研究院の外国人研究者でもある、全南大学校植物生命工学部所属のYasuyuki Arakane教授から、 ”Why an Insect Exoskeleton? Molecular Mechanism Underlying the Cuticle Formation" と題した研究講演が英語で行われました。

「安全教育」のテキスト

「Basic Skills for Scientists」では、ラボステージにおいて必須となる、「安全教育」を学びました。講義では、実験において最も大切な自分の体を守るための準備について、グループディスカッションを通して理解を深めました。

英語でプレゼンテーションに挑戦

2日目は「English Communication for Scientists」で、受講生たちがこれまでの学習の成果として英語で研究紹介のポスターを作成し、プレゼンテーションを行いました。

新垣篤史先生による講義

午後には本学工学研究院の新垣篤史先生、篠原恭介先生が生命科学実験「DNA鑑定」を担当し、遺伝子の複製原理を整理しながら、科学捜査などでみられる犯人の遺伝子サンプルに近い試料を同定する実験を行いました。実験の最後には、磁性細菌の研究など含めた生命工学分野の社会への応用を講義してもらいました。

「DNA鑑定」の遺伝子サンプルの試料

すべての授業終了後、修了式が行われ一人ひとりに修了証が授与されました。
今年度のクラスステージ受講生43名は、選考を経て15名に絞られ、次年度からラボステージに進んで農学部、工学部の研究室で個別課題研究に取り組みます。