活動記録

「クラスステージ」第3回開催REPORT(2019.1.13)

GIYSEプログラムは、将来、科学の専門分野で国境を越えて活躍する研究者、技術者を目指す高校生のためのプログラム。1月13日(日)には、「クラスステージ」の第3回が開催されました。

「研究者倫理」をテーマにディスカッションをする参加者

当日は、まず午前中の「Basic Skills for Scientists」で、ラボステージで必要となる知識、「研究者倫理」を学び、グループディスカッションに挑戦。その後、「English Communication for Scientists」では、留学生TAがファシリテーターとして参加し、実験動画を用いたプレゼンテーション演習を行いました。

英語を使って留学生TAとプレゼンテーションに挑戦

午後は、東京農工大学大学院工学研究院の宮代隆平先生による「情報工学+数学=最適化」をテーマにした講義。宅配便トラックのルート問題を題材として、身近なイメージを持ちにくい数学が、“最適化”の考え方を適用することによって、実は社会と密接に関わっていることなどをレクチャーしていただきました。

宮代隆平先生による「情報工学+数学=最適化」をテーマにした講義

講義の最後には、今年度のラボステージ受講生の増井真那さんから「変形菌との生活・変形菌の研究2007-2018」のタイトルで講演してもらいました。クラスステージの受講生たちは個別に進めている研究の話を聴き、次のステップで取り組むことができる研究について、イメージを膨らませていました。

今年度は2月16・17日にGIYSEプログラムクラスステージの第4回を開催予定です。