農工大生の1日
勉強や遊び、部活にサークル、そしてアルバイト……。
東京農工大学の学生たちが、どのような学生生活を送っているかをご紹介!
農学部 3年生の場合
農学部 応用生物科学科3年
青井勇輝さん
東京都 錦城高等学校出身
さまざまな人に出会える大学!
自然豊かな環境で学べることに魅力を感じ、東京農工大学の農学部応用生物科学科への進学を決めました。東京都内にこんなに広大な畑があるのには驚きました!
所属する応用生物科学科で、化学と生物を基盤にさまざまなことを勉強しています。将来の夢は宇宙飛行士になること。農工大では、さまざまな国の留学生と出会うことができるので、彼らに積極的に話しかけ、自分の英語力や国際的なコミュニケーション能力を高めるようと努力しています。
起床
アルバイト
夜は部活動があるので、朝にアルバイトをしています。仕事内容は、調布にあるオフィスビルの清掃。入学当初から続けています。朝から体を動かすって気持ちがいいです。アルバイト先から一度家に戻って、お弁当などをピックアップしてから学校へ向かいます。
登校
通学は自転車を利用しています。広大な敷地の農学部は、移動に自転車を使うことが多いので、ほとんどの学生が自転車通学。最寄りの駅まで電車できて、駅と学校の往復は自転車という人も。4月に構内のリサイクル市があるので、そのときに安く購入する人も多いですね。
講義
毎日3~4コマほどの講義をとっています。この日の午前中は「地球環境地学」。この授業のおもしろいところは、地球環境という同じテーマを3?4人の先生から、物理学・化学・生物学の視点で学べること。大気、水、土壌圏がどのような成分や構造で、どう機能しているのかを知ることで、自分たちが住んでいる地球についての知識を深めていきます。
どの先生も話しやすいので、疑問に思ったことは気軽に質問することができます。先生と生徒の距離が近いのは、農工大の特徴です。
昼食
いつもお弁当を持参しています。学食で友人達と一緒に食べることが多いですが、天気の良い日は外、部活動の自主練習をするときは部室で食べることもあります。
学食でのおすすめは、チゲ(302円)とサラダビュッフェ(100グラム126円)。12時に行かないとなくなってしまうことが多いので、なるべくはやめに行くことをオススメします!
実験
実習や実験の数は、学年が進むほど増えていきますが、今は週に9コマほど。入学してみて、机上の学習はもちろん、レベルの高い研究ができることにも驚きました。学科共通科目「応用生物科学実験」では、化学と生物学をベースに分子から細胞、その相互作用を研究します。この日は前回の授業で培養した微生物試料が、どれだけ増えているかを数え、一連の現象を考察していきます。
私が特に興味を持っているのは、微生物。日本特有の酵母やカビなどの微生物について学び、薬や食品に応用する研究をしたいと思っています。
部活
空手部に所属しています。部員は全部で30名ほどです。大学に入学してから始めたのですが、部員のほとんどが同じ初心者からのスタート。先輩の動画を見て、自分たちの動きをチェックしたり、アドバイスをもらったり、和気あいあいとした雰囲気でやっています。
夕食
部活の日は空手部のメンバーと外で食べることが多いですね。よく食べるのはラーメンです(笑)。
帰宅
部活が終わってから帰宅するとだいたいこの時間。テスト前はここから勉強します。
就寝
早朝のアルバイトに備えて、夜11時には寝るようにしています。
受験生へメッセージ
実際に訪れてみると雰囲気がわかります!
農工大学は、自由な校風と和気あいあいとした雰囲気。
勉強につまってしまった時は、実際に農工大学に来てみるといいと思います。
自分が大学に入ったときのイメージができて、やる気がでます!
※掲載内容は、2015年12月取材時のものです。