留学生インタビュー 国際的なネットワークが構築できるのも魅力です AIMSプログラム:農学部の取り組み Christopherさん(インドネシア出身) Ezza Bindi Abd Mananさん(マレーシア出身)

AIMSプログラムは、ASEAN諸国を中心とした国際的学生交流事業。東京農工大学は、首都大学東京、茨城大学とともに国内のパートナー大学として、留学生を積極的に受け入れています。農学部に留学中していたインドネシアとマレーシアからの留学生に話を聞きました。

――東京農工大学に留学しようと思ったきっかけは?

Christopherさん(以下Christopher):私はインドネシアの大学でFood Science(食品科学)を専攻しています。そこで海外で最先端の食品産業を学びたいと考え、留学先を探していたところ、AIMSプログラムを発見。農業や食品について深く学べる東京農工大学を選びました。

Ezzaさん(以下、Ezza):私は、日本の生ゴミリサイクルの技術を学び、マレーシアの農業の現場で役立てたいと考え、AIMSプログラムに参加しました。東京農工大学は、この分野のさまざまな研究成果があると聞き、少しでもその現場を見られたらと思っています。

Christopher:私も東京農工大学の最新の研究にとても興味があります。専門が食品科学なので、最先端の実験機器を使ったたんぱく質の分析技術などを学んで帰りたいですね。

――日本に来て、どのような学びの体験ができましたか?

Ezza:日野市の市民農園を訪れて、生ゴミリサイクルの現場を見学することができました。生ゴミを土に戻して、微生物を使って堆肥化する技術を直に見るのは初めてで、驚きの連続。これからそのメカニズムを詳しく調べるところです。また、日本の「コミュニティファーム」の考え方にも感銘を受けました。高齢者を中心とした近隣の人々で、ゴミのマネジメントをしながら一緒に農作物をつくるという発想は非常に共感でき、ぜひマレーシアでも広めていきたいです。

Christopher:私はASEAN諸国の事例を使った国際環境農学の授業で、日本の学生の皆さんとディスカッションをしたのが印象に残っています。インドネシアの食品メーカーは、生産規模の拡大を考えるばかりで、環境を守るといった発想はまだまだ根付いていません。サステナブル(持続的)な食品生産の手法が企業価値を高めるという考え方をインドネシアでも普及していきたいという目標ができました。

――休日はどのように過ごしていますか?

Ezza:留学生仲間と一緒に東京の名所を訪れています。渋谷、原宿、新宿、あと浅草にも行きました。明治神宮で日本式の結婚式を見たのが忘れられません。和服がとてもキレイでした。

Christopher:バディの農工大生が、いつもアクティビティに誘ってくれるので、週末はいつも仲間と一緒です。AIMSプログラムに参加して、海外経験をしている学生も多いので、英語でのコミュニケーションも問題ありません。留学生同士もとてもいい雰囲気です。こうした国際的なネットワークができるのもこのプログラムの魅力ですね。

――将来の夢や目標はありますか?

Ezza:将来は大学教員になって、化学肥料をできるだけ使わず、生ゴミリサイクルの技術なども取り入れた「持続可能な農業技術」をこれからの農業を担う世代に伝えていきたいと思っています。また、「コミュニティファーム」の考え方をマレーシアで広める活動にも興味が出てきました。

Christopher:私は、食品メーカーを起業して、「色の安全」だけでなく、環境にも配慮した製品づくりをするのが将来の夢です。そのためにも今回の留学で、できるだけ多くの知識を持ち帰りたいです。

Ezza:私も同感です。また、チャンスがあれば、農工大の大学院で、この分野を専門的に学ぶ道もめざしてみたいですね。

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