農学府［修士課程］
生物制御科学専攻
生物制御科学専攻の紹介です。
【このページの目次】
生物制御科学専攻の概要
主に植物上での生物間相互作用を分子生物学、生化学、個体レベルで解析しています。
教育目標は、植物、微生物、昆虫などの生物の制御及び生物間相互作用に関する研究分野において卓越した能力を有する、広い視野に立つ専門家及び研究者の養成である。この目的を達するため、下記教育研究分野において革新的学術研究を実施する。具体的には、生物が様々なレベルで発揮している機能系に着目し、生物間の相互作用、生物の環境への応答・適応の機序及び生物の遺伝、発生、生理機能の仕組みを分子レベルから個体、個体群、群集に至る様々なレベルで解析する。その結果、生物の改変や制御に応答するためのバイオテクノロジーとバイオサイエンスを極める。
| 教育研究分野 | 内容 |
|---|---|
| 生物機能制御学 | 生体分子から個体、群集に至る生物の機能系を分子生物学、分子遺伝学、ゲノム生物学、天然物化学、生態学の立場から理解し、動植物や微生物の機能制御への応用を目的とした教育研究を行う。「植物病理学」、「生物制御化学」、「細胞分子生物学」、「発生生物学」の各分野がある。 |
| 生物適応制御学 | 細胞、個体、個体群、群集の各レベルにおける生物の機能に着眼し、昆虫を中心とした小動物および天敵微生物を対象にして、有用物質生産への利用、有害生物の制御や医農薬開発への応用を目的とした教育研究を行う。「応用昆虫学」、「応用遺伝生態学」の各分野がある。 |
担当教員及び研究テーマ
植物病理学
| 担当教員 | 研究テーマ |
|---|---|
| 教授 農学博士 寺岡 徹 教授 農学博士 有江 力 | 植物病原糸状菌の遺伝子解析、植物・病原菌の相互作用と病害抵抗性機構の解明。 |
生物制御化学
| 担当教員 | 研究テーマ |
|---|---|
| 教授 博士（農学） 夏目 雅裕 准教授 博士（農学） 川出 洋 | 生物個体の成長・分化や生物間の相互作用を制御する調節物質の探索、精製・単離、構造決定、微量分析、作用機構の解析。 |
細胞分子生物学
| 担当教員 | 研究内容 |
|---|---|
| 教授 理学博士 福原 敏行 准教授 博士（農学） 森山 裕充 | 細胞機能に対する分子レベルでの解析および細胞機能の制御。 |
発生生物学
| 担当教員 | 研究内容 |
|---|---|
| 准教授 理学博士 辻村 秀信 | 神経系の発生と神経回路形成に働く遺伝子のショウジョウバエを用いた解析。 |
応用昆虫学
| 担当教員 | 研究内容 |
|---|---|
| 教授 理学博士 岩淵 喜久男 准教授 理学博士 平岡 毅 | 昆虫等の制御、有効利用の基礎となる昆虫生理学、生化学、内分泌学及び細胞学。 |
応用遺伝生態学
| 担当教員 | 研究内容 |
|---|---|
| 教授 農学博士 国見 裕久 准教授 博士（農学） 仲井 まどか 講師 博士（農学） 井上 真紀 | 天敵を利用した有害昆虫の制御法（生物的防除法）の開発の基礎となる昆虫病理学、昆虫疫学及び生態学。 |
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