♦研究室の活動内容

 

研究活動

各々の学生が新物質開発を目標に日々物質合成に取り組んでいます。研究経験は、批判的思考と問題解決能力を身につけるのに役立ち、科学の進歩に貢献するとても貴重な機会を得ることができ、さらには、時間管理・コミュニケーション・チームワークなどの重要なスキルを身につけることができます。コアタイムは特に設けていないので、大学院生は授業や研究、個人的な用事など、他の予定に合わせて仕事や勉強の予定を組むことができます。

 

ゼミ

毎週月曜3限にMagnetism in Condensed Matter (Oxford Master Series)を輪講し、磁性の基礎について勉強しています。発表者だけでなく研究室メンバー間で専門知識の伝達を助けることができ、さらには、人前で話す・情報を整理して発表する・議論をリードするなど、高度で専門的なスキルを向上させることができます。

 

研究相談(進捗報告会)

毎週月曜4限に、学生やスタッフが研究の進捗状況について報告しています。進捗状況を発表することで、研究室メンバーからフィードバックを受けることができ、研究の改善や潜在的な問題点・課題の特定に役立てることができます。これにより、研究に対する理解を深めるだけでなく、コミュニケーション能力やアカウンタビリティを向上させることができます。

 

雑誌会(論文紹介)

毎週水曜5限に、最近の研究動向や技術紹介などの情報交換、新しい研究テーマの探索などを幅広い視点から行うことを目指して論文の紹介を行っています。各分野の最新研究に精通し、自分の研究分野の知識と理解を深めることができるだけでなく、研究論文を批判的に読 み、議論することを奨励することで、批判的思考と分析能力を養うことができ、さらには、自分の研究成果やアイデアを他の人に発表するために必要なスキルと自信を身につけるのにも役立ちます。

 

学会発表

年2回の日本物理学会に加え、不定期で研究会・国際会議に参加しています。学会での発表は、人前で話す・人脈を作る・研究発表をするなどの専門的なスキルを向上させる機会となり、自分のアイデアを効果的に伝える能力に自信を持つことができるようになります。

 

その他イベント

研究室メンバーが交流する機会を定期的に設けることで、研究室内にコミュニティと協力の意識を醸成することを目指しています。