高収量健康果樹管理技術開発のための省エネ型先進的植物工場施設です。

東京農工大学

挨拶


東京農工大学学長 千葉一裕

 東京農工大学は、産業の基幹である農学と工学を中心とし、
その融合分野も含めた教育研究分野を備えた特色ある大学として、大学創基140年という長い歴史と伝統を引き継ぎ、多くの教育研究の成果を世界に向けて発信してまいりました。本学は、研究重視型の科学技術系大学院基軸大学としてその責を担い、大学の基本理念を『美しい地球持続のための全学的努力』と定めて、『持続発展可能な社会づくり』のための将来設計を提案することを重要な使命とし、常に新たな取り組みに挑戦しております。
「先進植物工場研究施設」が本学に設置されたことは、このような取り組みへの評価と期待の現れであり、今後、本施設から多くの実りある果実(成果)を社会に届けられますように全力を傾注して取り組んでまいります。


東京農工大学農学研究院長 船田 良

 現在、世界は地球規模で対応しなければならない様々な問題を抱えています。例えば、環境・エネルギー・食糧問題、すべて地球の上の生物の存続にかかわる課題であり、特に我が国においては、2011年3月11日の東日本大震災からの復旧・復興に伴う多くの試練に直面しており、その解決及び持続的発展可能な社会を実現するためには、大学の知の結集、とりわけ農学の果たすべき役割は大きいと考えています。
 「先進植物工場研究施設」は、こうした社会から養成を受け、経済産業省の植物工場基盤技術研究拠点事業として設置された施設です。当面はブルーベリーを中心とした研究を実施しますが、本施設が、都市型植物工場として未来の日本農業を支える拠点モデルとなるように、本施設を活用した研究・教育を積極的に推進していく所存です。


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info.施設情報

〒183-8509
東京農工大学 大学院農学研究院
府中市幸町3-5-8
TEL.042-367-5655