MOT 東京農工大学大学院 産業技術専攻

東京農工大学研究科技術リスクマネジメント専攻は、平成23年4月より、東京農工大学工学府「産業技術専攻」として新たに生まれ変わりました。

この結果、今後の入試で合格・入学する学生は、「技術経営研究科・技術リスクマネジメント専攻」ではなく「工学府・産業技術専攻」の学生として入学、新カリキュラムにて「技術経営修士（専門職）」としての修了をめざします。
「産業技術専攻」では、従前の専攻における教育体系を発展的に改革することで、充実した技術経営教育が実現できる専門職大学院課程の運営を行います。以下の改革の概要をお読みいただき、今後ともぜひ本学の技術経営教育へご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

改革の概要

社会情勢の変化、工学系大学が育成すべき人材像を鑑み、教育課程においてリスクマネジメントを内包し、さらに工学府の教育研究環境・運営基盤を余すところなく享受し、工学系専門技術分野に支えられた産業技術分野に特化した教育体制を拡充することで、国際競争力を持った産業技術をイノベーションできる技術系人材の育成を目指します。このため、「技術経営研究科・技術リスクマネジメント専攻」を「工学府・産業技術専攻」とする改革案を文部科学省に申請していました。

この度、文部科学省に本改組が承認され、東京農工大技術経営研究科技術リスクマネジメント専攻は、平成23年4月より東京農工大学工学府「産業技術専攻」として比類なき専門職大学院として生まれ変わりました。

この改革では、産業技術分野として、生命、化学、機械、情報工学を選定し、技術経営に習熟するとともに、それぞれの最先端の科学技術分野に精通した、国際競争力のある産業技術イノベーションを推進する技術経営人材の育成を担う専門職大学院を設立します。そこで、技術経営研究科技術リスクマネジメント専攻に代わり、専門職大学院設置基準を遵守した技術経営修士（専門職）を輩出する技術経営教育を積極的に工学系教育に導入した新専攻、「産業技術専攻」を工学府内へ設置しました。