中山間地域農林業分野 (フィールドミュージアム:津久井)
中山間地域のフィールドを無視して、国土の保全や食糧問題をのりこえることはできません。本教育研究分野はFM津久井を”エコロジカルファーミング”のモデルとして位置づけ、景観やフィールドそのものをも含めた地域資源を保全しつつ、これを活用する農林業生産技術の教育と研究を行っています。未利用地域資源の活用、農業と林業の有機的結合(混牧林利用、堆肥の流通、間伐材等有機資材の農業利用など)や地域特産作物の開発・導入などが、中山間地域の立地特性を活用し、人々の暮らしを支えるための大事な課題です。
【スタッフ】
准教授 伴 琢也
|
|
技術専門職員 内田 昌嘉 |
【活動内容】
養蚕およびブルーベリーの栽培を中心に教育研究活動を展開しています。春および秋に繭を生産し、繭は様々な教育研究活動の材料として農工大学学内で活用されています。FM津久井では主にラビットアイブルーベリーを栽培しており、収穫した果実はFM府中においてジャム加工されています。
【研究トピック】
バイオマテリアルを活用したブルーベリーの接ぎ木作業の効率化ブルーベリーは挿し木および接ぎ木により繁殖されていますが、その実施にあたっては小刀等を利用して穂木を調整する必要があり、熟練の技を必要とします。そこで、最近開発されたバイオマテリアルを活用することにより、穂木の活着促進と作業の効率化を試みています。
その他の教育研究分野ページへ移動 |