◆卒業論文◆
※(思)は思想の文献研究、(調)は地域での調査研究であることを示しています。
〇環境保全に寄与する思想・規範にかんして考察した論文
「生命と向き合う〈尊厳概念〉――その意味と規範としての可能性に関する考察」(思)
「近代的工場畜産に対する ベジタリアニズムの意義 ――動物倫理および環境倫理からの考察 」(思)
「『持続可能な発展』概念の批判的考察」(思)
〇◆環境保全に取り組む地域のありかたや人びとの生きざまを考察した論文
「都市部、都市近郊農村部および農村部における廃棄物問題の現状とゴミ銀行の役割――インドネシアロンボク島を事例として」(調)
「日本における地域主体の再生可能エネルギー事業の推進に向けて」(思)
「被災した農業高校卒業生の進路選択と地元意識――福島県立相馬農業高校の事例から」(調)
〇環境保全に取り組む主体の形成について考察した論文
「「自然」を捉える意識の多様さ――子ども期の経験との関係から」(思)
「演劇における美的判断と価値判断」(思)
「環境により形成される乳幼児の心について」(思)
〇環境保全のための管理手法を思想の観点から考察した論文
「功利主義に基づいた望ましい動物倫理に関する研究――ニホンジカを例にした動物管理手法に着目して」(思)
〇地域での議論のありかたを考察した論文
「人間としての基盤、討議的民主主義による民主主義の再考」(思)
「日本社会における対話の現状と可能性について――哲学カフェを事例に」(思・調)
〇社会環境のなかで生きる人間性の回復について考察した論文
「歌詞受容によって抱かれた人びとの想いの考察――エーリッヒ・フロムの思想に基づいて」(思・調)
〇よりよい社会環境を構想するための論文
・社会における格差や生きずらさの改善
「現代日本の格差と貧困をとりまく思想についての考察」(思)
「幸福と自殺について」(思・調)
・マスメディアのありかた
「視点を補うための報道――事実をありのままに伝えることの難しさ」(思)
・平和を構築するための考察
「ローカルレベルを基盤にした重層型平和構築の模索—――性的テロリズムによるローカルの破壊を事例として」(思)
◆修士論文◆
〇民主主義論
「多元的民主主義の構想――ウィリアム・コノリーの考察から」(思)
〇女性の生きずらい社会環境を改善するための考察
「ワーカーズ・コレクティブをつうじた〈産む 身体〉と〈労働する身体〉の両立の可能性——家父長制的資本主義社会の克服に向けて—— 」 (思・調)
〇食から環境保全意識を涵養するには
「殺すことによる自然の全体性への気づき――畜産から考える環境問題への一視点」(思)
〇貨幣制度のあり方から環境問題の改善を構想する論文
「現代経済システムの熱力学的考察ーー散逸構造の性質に注目して」(思)
〇動物園での飼育環境の向上に関する論文
※ここでのふたつの修士論文は、同僚の先生の在職中のご逝去にともない研究室を異動されてこられたお二方の実験研究にもとづく論文です。
「老齢動物の飼育環境向上に関する考察~ヨーロッパオオカミ(Canis lupus lupus)を事例として~」
「飼育下フンボルトペンギン(Spheniscus humbildti)に対する環境エンリッチメントの年間スケジュール立案のための試行実験」