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MESSAGE FROM ALUMNI 〜先輩からのメッセージ

当研究室の現役生,修了生(2020年度当時)からのメッセージをご紹介致します.
*所属は2023年6月現在.

木山 景仁さん(2018年度博士後期課程修了生):埼玉大学 助教

 スーパースローで見る液体挙動の美しさに惹かれ,田川義之先生の研究室を希望しました.研究室では,今まで見たことのない流体現象を観察するたび,新鮮な驚きを得たことを覚えています.田川研究室には,流体力学研究を根幹とし,国際共同研究の実施など,分野の垣根や国境すら超えたチャンスが溢れています.私は,それらの中での多くの失敗・試行錯誤を通してひとつずつ学ぶことができました.また田川研究室で鍛えられた流体現象の捉え方や技術は,私の現在の活動において,大きな支えになっています.田川研究室に興味のある皆さんには,ぜひ失敗を恐れずのびのびと,挑戦し続ける気持ちを忘れずに頑張って欲しいと思います.


大貫 甫さん(2019年度博士後期課程修了生):株式会社リコー 設計開発

 私が博士後期課程に進んだ理由は,「新しいものを作りたい」からです.これだけ聞くと就職した方が早いのでは?と思う方が多いかもしれませんが,私は新しいものを生み出すためには専門知識が不可欠だと考えています.そこで,最先端の研究・知識を間近で学べる田川義之研究室での博士後期課程進学を決めました.実際,博士後期課程の三年間はあっという間でしたが,海外留学や研究者との交流などを通して専門知識を深められた,とても貴重な期間でした.
 博士後期課程を修了し,現在,株式会社リコーで仕事をしています.仕事の中で,私はこれまでの知識を生かし,「提案する」ことを強みとしています.この「提案する」力は,新しいものづくりに重要な力であると確信しています.



山田 大樹さん:2020年度博士前期課程修了生

 田川研はコアタイムがあり,常に研究室の仲間がいます.従って,仲間から分からないことを教わる・仲間と議論を行うなどコミュケーション能力が向上し,研究も進みます.スポーツタイムなどイベントも豊富で気分転換ができ,夜は自由なため規則正しく健康的な生活を送ることができます.
 また自分が一日で出来る力量を知ることができるため,与えられた期間をもとに研究計画を立てる練習ができます.自分の能力を見極め,計画を立てる力は将来社会に出て仕事をする際に重要な力であり,これを研究生活で身につけられるのは大きな利点だと思います.
 充実した研究生活を送り,成長できる環境のある田川研に興味のある方はぜひお越しください!


横山 裕杜さん:博士後期課程3年生

 田川研の特徴は,教員や学生とのインタラクションが活発なところにあると思います.自身の研究にアドバイスしてもらうだけでなく他のメンバーの研究にも積極的に関わることで,ひとりで行う研究の何倍も成長することができます.また,研究室内での意見交換だけでなく,学外へ成果を発信する機会も多いです.私はM1の11月に国際学会に出席しました.初めての国際学会だったこともあり,発表に足りる成果をまとめることは簡単ではありませんでしたが,発表に際しては多くの人が興味を寄せてくれ,研究成果を世界に発信することに強い喜びを感じました.田川研は研究活動を通して様々な経験ができる非常に刺激的な研究室です.ぜひ田川研へ!!



釜本 恭多さん:博士後期課程1年生

 私は田川義之研究室で多くの挑戦できる機会をいただき,選んでよかったと実感しました.学部4年次には,研究の世界基準を知りたいと考えていた私に,カナダへの研究留学の機会を与えてくれました.また,国際共同研究にも参加させていただき,海外の一流の研究者を身近で感じる経験をしました.さらに,国際学術論文の投稿を1つの目標としていた私に対して,1対1での指導や度重なる添削など手厚いサポートをしていただき,国際学術論文の投稿に辿り着けました.この他にも国内外の学会への参加など,熱意があれば多くのことに挑戦できる環境が揃っています.
 もちろん楽しいことばかりではないですが,国内外で挑戦・成長したい人はぜひ田川義之研究室へ!


松本 祐月さん:2022年度博士前期課程修了生

 私が田川義之研究室を選んだ一番の理由は,医療に応用が効く研究を行っていることです.私は以前,膝の靭帯を怪我し,それ以来,医療に役立つ研究がしたいと考えるようになりました.田川研究室なら自分のやりたいことに最も近く,ユニークな研究ができると思い,この研究室を選びました.さらに決め手となったのは,研究室見学時の先輩方の雰囲気の良さと,私が見学に行ったことを先生が覚えてくださっていて後で声をかけてくれたことです.田川研に入ってからも,メンバーの人柄が良いことを実感しています.田川研究室での研究活動は苦労も多いですが,プレゼンやディスカッションを通して,刺激のある充実した研究生活を送れています.