大橋研究室へようこそ
このページはキーボードショートカットとか、何かの役に立ちそうなことをいろいろ載せておくページです。知っている人は当たり前に知っているのでしょうが、そういう人ばっかりというわけでもないし、私自身の忘備録の役割も兼ねているのでご容赦ください。学生さんにとってはレポート作成をより効率的に進める方法も含まれているかもしれません。
ちなみに、私はキーボードショートカットが大好きなので、その便利さを臨場感をもって伝えようと、読み物風になっています。今は書いたままアップロードしますが、その内見やすくします(アコーディオンとかつけます)。
デスクトップPCのキーボードだと、数字キーの上にF1~F12まで並んでいるFunctionキーですが、あんまりみんな使わない?からなのか、ノートPCのキーボードとかだと、マルティメディアキーみたいなのと共通になっていて、Fnとか同時押ししないとFunctionキーとして押せない。そんな不遇をよく見かけます。私はFunctionキーの方をより多く使うので、Fnを同時押ししなくてもFunctionキーを押せる設定にしています。
 
Functionキーというと、Escを押そうとして、F1を押してしまうと問答無用でヘルプが立ち上がるのが良くない。F1キー無効化をWindows標準機能として搭載してほしいと思っているのは、私だけではないはず。ただ、Windows15くらいになるまで改善は見込めないでしょう。というようなF1に隠れてしまいがちですが、Functionキーは実は結構便利な機能を持っているものもあるのです。
 
F12(右端)(Officeソフト用)
本当はFunctionキーの最後の人なので、最後に紹介すべきですが、分かりやすいところにあるし、機能も便利なので最初に紹介。F12は「名前を付けて保存」の機能です。右端にあるのがうれしい。Ctrl + Sで上書き保存は有名ですが、バージョン管理したりするときには名前を付けて保存したい。そんなときのためのF12です。Office以外では使えないことも多いのですが、Adobe系(Illustrator, Acrobat, Photoshopなど)だとCtrl + Shift + Sで同じ機能が使えます。
 
ちなみに、Ctrl + Sの話題が出たのでついでに書いておきますが、是非こまめにCtrl + Sを押す癖をつけてほしいです。PCは「メモリ足りん」→「アプリケーション強制終了しとくね」という非道なことをときどきしてくるので、作業内容のやりなおしをできるだけ少なくするためにも、保存はしっかりするべき(最近は回復してくれることもあるけども)。それと、研究室にファイルサーバがあるならば、そこにこまめにファイルを保存すべき。PCのハードディスクは卒論間際とか、負荷がかかるのか、平常時に比べて大分クラッシュしやすいです。あとでそのためのフリーソフトを紹介しておきます。
 
F2(2番目)(Excel, Windows用)
F1の隣にあるので、うっかりF1に触らないように注意しないといけない反面、結構便利なボタン。Excelだと、式の編集(編集モード)とセルの選択(入力モード)を切り換えるボタンです。・・といってもピンと来ないかもしれず、図無しで説明するのが難しいところがあります。数式を編集している最中に、セルを参照したいときがあると思います(お隣のセルの値を使って計算する場合、など)。でも、矢印キーを押すと、式の中でキャレット( | が点滅するやつ)が移動するだけ・・そういうときはF2ボタンを一回押すと、矢印キーで他のセルを選べるようになります。是非数式を書いてやってみてください。
 
Windowsのファイル操作にも、F2キーが割り当てられています。これはファイル名を変更するのに使えます。ファイル名を変更するのに、ファイル名を2回ゆっくり押しているけれども、どうにも動作がその待ち時間が気になる木になる・・重たい。これをどうにかしたいと思っている人にオススメ。
 
F4(Excel用)
絶対参照と相対参照を切り換える、Excelユーザーには欠かすことのできないショートカット。数式とかを入力していて、例えばB4と入力されているところにF4を押すと、押すたびに
$B$4 → B$4(行固定) → $B4(行固定)→ B4(つまり4回押すと元に戻る)となります。数式を書いた後ではなく、数式を書きながらセルを参照するときに、F4で絶対参照を指定すると、格段にExcelの使い勝手が良くなります。
 
あと、Alt + F4でアプリケーションを閉じれます(×ボタンと同じようなもの)。これも地味に便利。Ctrl + Wで当該ファイル(アクティブなウインドウ)を閉じるのと、使い分けると良いです(Ctrl + W は Ctrl + F4 でも代用できるっぽいですが、押し間違えを防ぐ目的にはCtrl + Wがオススメ)(覚え方:Wはwindowだと思われる)。
 
F5(Webブラウザ用)
Webブラウザで使う、言わずと知れた更新ボタンですね。使っている人も多いと思います。Shift + F5だと、キャッシュを削除して読み直してくれます(スーパーリロード)。HPの更新をした時の確認に、キャッシュが残っていると、前の内容が表示されているので、そういうときに便利です。
 
F6(書いたけどそこまで使わないかも)(Webブラウザ,Word, PowerPoint)
Webブラウザだと、F6はアドレスバーへの入力の際に使います。わざわざアドレスバーをクリックしようとすると、カーソルをあのほっそいところまで持って行ってクリックしないとといけない・・このストレスから若干解放されます。
 
Word, PowerPointでは、ペインを移動するときに使えるのですが、ペインが複数出ていると移動順が変わったりするので微妙に不便な時も・・。ペインはサブウインドウみたいなやつなんだけど、興味があったら調べてみてください。自分的には使わないことはないけど、優先度低め。
 
F10(文字を入力するソフトはなんでも)
彼の日本語入力モードのON/OFFというと、とにかく現在の状態が非常にわかりにくいというイメージがあります。ON/OFFに関してカーソル(キャレット)の形状を変えたりするフリーソフトはあれど、全てのアプリケーションに対応しているものは無く、半角文字を打とうとしたのに、往々にして全角文字を打ってしまうことがあるわけですよ。確かに右下のインジケーションを見ればわかると言えばわかる。しかしその視線移動が面倒なわけです。
 
私とかは少し長い英単語を書くときにはキーボードを見てしまう癖があるので、よくやられます。折角たくさん打ったのに、Escを押して一旦消して、日本語入力モードをOFFにして再入力するなんて正直悔しい。そんな時のF10です。たとえば、「ぢっふぇれんt(different)」とか打ってしまっても、確定さえしなければ、F10を押せばスマートに半角アルファベットにしてくれます。こちらの方の優秀さを特に感じるのは、(やってみないとわかりにくいのですが)一旦、入力後のスペースで変換してしまった後でも、Shiftで変換範囲を単語全体にのばしてF10を押せば、半角に戻してくれるところです(私の場合は無意識に左手親指がスペースを押しています)。パスワード入力時になぜか全角モードがONになっていたときにも便利。
 
F10のお友達に、全角ひらがなに変換するF6, 全角カタカナに変換するF7, 半角カタカナ F8, 全角アルファベット F9というのもあるにはあるのですが、私はF10だけ使っています。スペースの左隣になる無変換を押すと、全角ひらがな→全角カタカナ→半角カタカナ→(ループ) を切り換えられるので、そっちを使っています。全角アルファベットとか使わないし。ちなみに、入力前に無変換を押してしまうと、入力時のデフォルトが 全角ひらがな→全角カタカナ→半角カタカナ→(ループ) になるので、その際にはあわてず騒がず無変換を押して直す。
 
F9, F11(Word)
Wordにはフィールドコードという機能があり、連番管理とか(卒論や修論を書いている人は分かるかもですが、Endnoteなどの文献整理ソフトはこのフィールドコードで記述されています)、ページ番号をいじったりとか、ちょっと複雑なことをする場合にお世話になります。F9, F11関連は、これを使うときに思い出すショートカットです。ここまでを読んで興味を持ったならば、是非調べてみてください。フィールドコードは本当は成書がほしいのですが、誰も出してくれない・・使いこなすと卒論で図番号の更新が超楽です。どこかでちょこっと覚えておいても損は無い機能。
Altコードは特殊文字を出すための手法です。理系で言うと"Å"とか"±"とか"×"とか。こういった文字に関しては、全角であれば簡単に出せるのですが、理系としては(そして見栄え良く書くためには)半角でばっちり書きたいものです。ちなみにどこかに書いてあったのですが、±を土、∓を干と書いていたけど、大学在学中に誰にも気づかれなかったとかいう笑い話をどこかで見ました。確かにフォントによっては気づけないかもしれない・・発想は天才ですが、真似しないでください。
 
さて、これらの特殊文字、実はWordやPowerPointの場合には、挿入タブ → 記号と特殊記号 → その他の記号 で出てくるところから探すことができます。そこから探すのも手なのですが、良く使うものに感しては手元で入力できるようにしたい。そのためのAltコードです。Altコードの使い方は、「Altボタンを押したまま、テンキーで4桁の数字を入力、最後にAltボタンから指を離す」です。手元にフルキーボード(テンキーがついているキーボード)がある場合には、WordでAlt + 0150と入力してみてください(ノートPCの場合はこちら)。"–"が入力されると思います。この0150に当たる部分を様々に変えると、いろいろな特殊文字が打てます。星の数ほどあるのですが、とりあえず覚えておくと便利なものを下記に記します。
 
Alt + 0150 " – " :enダッシュ
普通の横棒じゃない?と思うかもしれませんが、これはマイナス記号なのです。みなさんマイナスを打つのにハイフンを使っていませんか?本当はマイナス10の場合には、–10と書くべきなのです。-10と書くのは実は正確でないのです。enダッシュは結構使い道があって、範囲を表すときにも、1–10 と書くのが正しいです。並列関係を表すときも、Hagen–Poiseuille。無次元を表すのも[–](単位の話は後ほど)。ハイフンは、なんか短いんだよなあと漠然と思っていた方。そういうことなのです。なんでenダッシュという名前かというと、横棒の長さが n の横幅と等しいから。
 
Alt + 0151 " — " :emダッシュ
enダッシュより少し長い横棒。なぜemかというと、そうです、横棒の長さが m の横幅と等しいからです。目を凝らして長さを比較してみてください。— m 。ん?フォントの成果少し長さが違うように見えるかもしれない・・と紹介してみたのですが、enダッシュほど出番はないです。時間の経過とか引用とかに使われるらしい。ただ、Altコードとしては、0150 の次の 0151 だから覚えやすい。
 
Alt + 0197 " Å " :オングストローム
説明不要。1 Åは何 m?何 nm?このあたりは理系常識なので覚えておきましょう。
1 Å = 10–10 m = 0.1 nmですね。逆に1 nm = 10 Å。すんなり出るようにしておきましょう。
 
Alt + 0176 " ° " :度
温度を表すときなどにセルシウス度を全角で℃と書いていると思いますが、よく考えると、度とCは分かれているべきですよね。ということで、正確にはこの°の後にCを書いて°Cです。もちろん角度の「度」もこの子です。余談ですが、Alt + 0186でºが出ますが、これはo(オー)の上付きみたいなのらしい。
 
Alt + 0177 " ± " :プラスマイナス
上の" ° "と、おとなりですね。説明不要。
 
Alt + 0215 " × " :乗算記号
「かける」としてx(エックス)を使う人がいるかもしれませんが、こちらが正解。
 
Alt + 0183 " · " :中点
ちょっと見にくいけど点が打ってあります。×の代わりにも使うし、単位とかでも使います。よね?L·sとか。単位の話が出てきたので、後で単位の書き方を復習しておきましょう。
 
ギリしゃもじ
特殊文字の中には "α" とか "μ" とかのギリシャ文字(しゃもーじ)も含まれています。ギリシャ文字のAltコードは、大文字は 0913 から、小文字は 0945 から、αから大体連番で割り当てられています。ただ、ギリシャ文字の順番を覚えていても、「これは何番!」というのはなかなか覚えにくいので、覚える必要は無いと思います。私は、ギリシャ文字を入れたいときには、この項目の最初で出てきた Wordの挿入タブ → 記号と特殊文字 で探して入れています。使った文字の履歴も残るし。
 
ちなみに、世の中にはsymbolフォントというのがあって、aと入力するとα、bと入力するとβ、というように入力できるのもあります。なので、例えばaと入力してから、それをsymbolフォントにすればαになります。そのためのキーボードショートカットもWordにはありまして、Ctrl + Shift + Q になります。ただ、一つ問題があって、それは文章全体とか段落全体を選択して、その範囲の半角フォントをまとめてArialとかTimes new romanに変えようとすると、折角Symbolにした文字も、元のアルファベットに戻ってしまう・・なんという孔明の罠・・。私はこの機能を発見してから2日くらいで「いらね」となりました。実際は、なんか惜しいので「・・やっぱいらない・・」くらいでした。対して、最初からTimes new romanなどの半角フォントでαなどを出しておくと、その恐れはありません。ちなみに、Altコードで出てきた4桁の番号というのは、HTMLで特殊記号を使うときにも出せたりします。他のAltコードを探すときにも便利。ここらへんまだできていないので、その内書き換えておきます。
 
その他のAltコード
以上を覚えておけば私的に困ることはないのですが、これはというのがあれば、是非教えてください。他にもドイツ語の ü とかも出せるので(上の点点をウムラウトと言います)、留学とか行く人は状況によっては重宝します。ちなみにこのウムラウトはeの意味があるらしい。なのでüはueというイメージ。
 
ノートPCでは?
ただ、このAltコードにはひとつ恐ろしい弱点が・・というのは、4桁の数字入力の時にテンキーを使わないといけないという制限があります。つまり、キーボードの上部にある数字キーではこれを打てないという罠。なので、ノートPCの場合にはすごくやりづらい。でも、Altコードを使い出すと、実際よく使うので、ノートPCで使いたいときには、NumLockをかけます。私はこれで初めてNumLockを使うようになりました。そのかわりノートPCでは一回入力した後は、コピペで使い回す方が良いでしょう。ちなみに、使った後にNumLockを解除するのを忘れると、文字の代わりに数字が打ち込まれてしまいます。ですので、特殊文字を入力した後「NumLockを再度押して解除する」までを一通りの動作として、覚えておくと良いでしょう。
 
単位の話が出てきたので、余談として単位の書き方を復習しておきましょう。ある意味お作法です。理系を標榜するならば、「これくらいは大丈夫です」と言ってほしい! といいつつ、これは実は、単位系によって異なることがあるのですが・・とりあえず化学工学の分野でSI単位系を扱う場合ということで、下の内容で覚えておけば、とりあえず大体大丈夫。
 
まず、数字の後につける単位には [ ] は要らないです(例えば5 [m] ではなく 5 m)。また、数字と単位の間には基本的にはスペースが必要。ただし、ppm,%,°(度) とかの場合にはスペースは要らない。10ppmとか10%とかは、それそのものが数字だから、と考えると覚えやすい。単位に [ ] が必要なのは変数や定数に単位をつけるとき(L m ではなく L [m])。
 
それと、基本的にどんなときでも単位をつける癖をつけましょう。世の中のほとんどの数字には単位があります。そして、単位を間違えると大抵ろくでもないミスになります。1 g/cm3 = 1000 g/Lなわけですが、単位間違えてそのまま計算に使ったりしたら、えらいことになりますよね。ミスをしないために、自分のためにも、いつもいつも単位を書く癖をつけるのです。そして、無次元の存在を忘れない。単位が無いのではなく、単位が打ち消し合った結果無次元になっているので、必ず[–]と書くこと(例:Re [–]) 。これを書かないと、単なる書き忘れなのか、無次元なのか、判断がつきません。
 
なんで単位が大切なの?
応用化学系の友達と話していて面白いなと思ったのですが、応用化学では反応を行うときに、例えば3時間で反応が完了するとしても、半日くらい反応を置いておくそうです。何ステップもある化学反応を行う際に、全ての反応が収率100%というわけではなく、各ステップの反応を失敗させたくない、という意識があるからなのだそうで、それはそれで非常にリーズナブルなお話です。一方で、こと化学工学において、ものを大量に生産するということになると、反応を3時間で行うのと、半日(12時間)で行うのでは、生産性が4倍違ってくるわけです。単位はそういったスケールを考える上での基礎となる基本的なツールであり、「工学」という観点からは単位をしっかり把握することがとても大切になります。みなさんも「工学」を志向する化学物理工学、化学工学の一員として、単位に対する意識を研ぎ澄ますことを強くお勧めします!
 
その2の理由。数式を扱うとき、等式の左右の単位がそろっているかを確認するだけでも、その式が根本的に間違っていないかを判断することができます。私とかは、ちょっと見慣れない数式が出てきたとき、必ず左右の単位を確認します。数式の物理的な描像を考察するのにもとても役に立ちます!
 
小さい数字
ppm = 10–6 (million), ppb = 10–9 (billion), ppt = 10–12 (trillion), ppq = 10–15 (quadrillion)
1‰(パーミル) = 0.1% = 0.001 = 10–3 (kiloに相当)), 1‰ = 1000ppmで、1% = 10000ppmくらいは覚えておいても良い。
 
bi, tri, quadraが2, 3, 4なことを考えると、それぞれ–3, –6, –9の方がしっくりくるんだけど、-llionのonが拡大接尾辞とかいうもので誇張の意味が有るらしく、それでずれているようです。
 
接頭辞(大きい方)
101 da(deca), 102 h(hecto), 103 k(kilo), 106 M(mega), 109 G(giga), 1012 T(tera), 1015 P(peta), 1018 E(exa), 1021 Z(zetta), 1024 Y(yotta), 1027 R(ronna), 1030 Q(quetta)
Exa以降は出てこないのでお茶うけ程度に。Petaはペタフロップスとか最近よく聞くようになりましたね。Exaも近い内に出てくるようになるかもしれません。2022年には国際度量衡総会でロナとクエタが追加されました(下のロントとクエクトも)。
 
接頭辞(小さい方)
10–1 d(deci), 10–2 c(centi), 10–3 m(milli), 10–6 µ(micro), 10–9 n(nano), 10–12 p(pico), 10–15 f(femto), 10–18 a(ato), 10–21 z(zepto), 10–24 y(yocto), 10–27 r(ronto), 10–30 q(quecto)
最近はfemto秒レーザーとか使われるので、そのあたりまで覚えておくと良いでしょう。ちなみに水素の原子核のオーダーが fm = 10–15 mです。これもato以降はあんまり出てこないのですが、zepto, yocto, ronto, quectoは上のZetta, Yotta, Ronna, Quettaと出どころが同じなので、覚えやすい。
 
SI単位系のA to Z網羅率
A~Zまで、またa~zまでに割り当てられているSI単位系(+α)を見ると、Ronna, Quetta, ronto, quecto制定以前は、実は大文字小文字空いていたのはほぼQとRだけしかなかったことがわかります(Bも空いていなくもない気はしますがQとRは連続していますしね)。これを空けておくと、どこかの分野で使われてしまいかねないのでそれを先回りして制定したという事情があるようです。面白いですね。表を見てみると、同じ文字で被っているのはじつはmとTがあります。mはミリとメートルでmmという表記はすごく昔からあるので許されているのと、TはテラとテスラでTT(テラテスラ)は宇宙でもかなり大きいマグネターくらいにしか適用されない単位だそうなのでほとんど使わないのでいいということらしいです。地球上だとkT(キロテスラ)くらいが関の山らしいです。
SI単位系