Makoto Watanabe's laboratory
Tree Physiological Ecology under Changing Environment

東京農工大学 農学部 環境資源科学科 渡辺誠研究室

渡辺 誠研究室へようこそ!

2013年11月に誕生した研究室です。 学生と教員が協力し合って研究に取り組んでいます。 平日はいつでも研究室を見学できます。遠慮なくページ下部の連絡先までご連絡ください。 各ページへは上のメニューからお進み下さい。

Welcome to Watanabe's lab. "Tree Physiological Ecology under Changing Environment". English page is under constraction. Please check my page in ResearchGate

<お知らせ>
卒論発表会・修論審査会(2/18)
2月6-7日に卒論発表会が、2月14日に修論審査会があり、研究室からそれぞれ3名ずつの発表がありました。今年も例年通り、皆で頭をひねってより良い発表を目指したおかげで、全員しっかりとした良い発表が出来ました。今年度の卒論・修論関連のイベントは一通り終了です。皆さんお疲れさまでした!
詳細はこちらから

博士学位審査会(1/23)
1月21日にD3の田中くんの博士学位審査会が開催されました。私の研究室としては初めての博士学位審査会です。田中くんはもちろんの事、私も結構緊張しましたが、良い発表が出来ていたと思います。
こちらにも書きました

渡辺研10周年OB・OG会(11/23)
今年の11月で研究室10周年を迎えました!そこで今年のOB・OG会(伊豆田研と合同)では「渡辺誠研の最初の10年間」と題して10年間の振り返りをしました。たくさんの記念品を頂き忘れられない一日になりました。これまでの10年間、多くの皆さまに支えて頂きました。ありがとうございました!次の10年間も学生と一緒に頑張って行きたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします!
こちらにも書きました

学園祭でバンド演奏しました!(11/9)
学園祭で教職員バンドの演奏させて頂きました。25年ぶりの演奏で緊張しましたが、とても楽しいライブでした!
その時の様子は こちらから

3年生が分属しました!(11/8)
研究室に新たなメンバー(3年生3名)が加わりました。まずは研究室に慣れて、卒論研究を楽しんでもらいたいと思います!

大気環境学会に参加してきました(9/16)
9月11~13日に慶應大学日吉キャンパスで開催された第65回大気環境学会年会に参加してきました。研究室からは3名の学生が口頭発表を行いました。
こちらにも書きました

田中くんイタリアフィレンツェに留学、渡辺と久染さんも共同研究でフィレンツェに行ってきました(7/29)
博士課程3年生の田中くんが7~9月の2か月間、イタリアのフィレンツェにあるイタリア陸域生態学研究所に留学しています。また、7月21-28日には修士課程1年の久染さんと私が共同研究の観測と打ち合わせで同研究所に行ってきました。
その時の様子は こちらから

OGの中寺さんの筆頭論文がEnvironmental Research誌に受理されました!(7/22, 7/29追記)
今年の3月に修士課程を修了した中寺さんの筆頭論文がEnvironmental Researchに受理されました!
Nakadera, M., Endo, W., Oi, N., Yagita, A., Tanaka, R., Izuta, T. and Watanabe, M. (2024) Differences of stomatal ozone uptake in leaves of mature trees and seedlings of Zelkova serrata. Environmental Research, Vol. 261, 119673.
中寺さんの修士論文の成果をまとめた内容で、1月に参加したIUFRO国際会議で渡辺が口頭発表し、同国際会議からの特集号に投稿していました。都市緑化樹による大気浄化(オゾン吸収)を評価するうえで、葉の気孔コンダクタンス(気孔におけるガスの通りやすさ=オゾンの吸収しやすさ)の評価は最も重要な項目の一つです。この論文ではケヤキを対象として、成木と苗木の葉の気孔コンダクタンスの環境応答がどのように異なるのか?その違いはどのような理由によるものなのかについて調査した結果をまとめたものです。
こちらにも書きました。

田中くんの筆頭論文がEnvironmental Research誌に受理されました!(6/19, 6/26追記)
博士課程3年生の田中亮志くんの筆頭論文がEnvironmental Researchに受理されました!
Tanaka, R., Kawamata, K., Urashima, M., Matsuda, K., Izuta, T. and Watanabe, M. (2024) Vertical gradient of needle ozone uptake within the canopy of Cryptomeria japonica. Environmental Research 258, 119464.
1月に参加したIUFRO国際会議で口頭発表した内容をまとめたもので、同国際会議からの特集号として公開される予定です。 日本の主要な都市緑化樹の一つであるケヤキの成木と苗木の葉の気孔コンダクタンス(気孔におけるガスの通りやすさ=オゾンの吸収しやすさ)の違いについて調査した論文です。
こちらに内容などもう少し詳しく書きました。

Journal of Forest Research誌から特集号が出ました!(1/29)
イタリア国立陸域生態系研究所の星加康友さんと北海道大学の小池先生と私がCo-Editor in Chiefとして編集した特集号"Physiological Ecology of Woody Species under Changing Environments"がJournal of Forest Research誌より出版されました!Prefaceも書きました。
Watanabe, M., Hoshika, Y. and Koike, T. (2024) Physiological ecology of woody species under changing environments (Preface). Journal of Forest Research, Vol. 29, No. 1, 1-2.
こちらにPrefaceの内容を書いてみました。

IUFRO Bangkokに参加しました!(1/22)
2024年1月15-19日に開催されたIUFRO Bangkok: Role and Fate of Forest Ecosystems in a Changing WorldにD2の田中くんと参加してきました。久しぶりの海外での国際学会参加で大いに刺激を受けてきました!ブログにも記事を書こうと思っていますが、ちょっと時期的に忙しいので、また後ほど、、、

呂さんの筆頭論文がJournal of Forest Research誌に受理されました!(11/14、1/25追記)
研究室OGの呂雨晴さんの筆頭論文がJournal of Forest Research誌に受理されました!
Lyu, Y., Ariura, R., Li, J., Matsumoto, M., Aoki, T., Kinose, Y., Yamaguchi, M., Izuta, T. and Watanabe, M.
Effects of ozone on stomatal ozone uptake in leaves of Fagus crenata seedlings grown under different CO2 concentrations.
Journal of Forest Research, Vol. 29, No. 1, 38-45.
この論文はWatanabe et al. (2022, Environmental pollution), Ariura et al. (2023, Science of the Total Environment), Yamaguchi et al. (2024, Science of the Total Environment)と同じブナに関する研究で、オゾンによる気孔の鈍化(Stomatal sluggishness, 気孔が上手く閉じれなくなる)が更なる気孔からのオゾン吸収を引き起こすこと、そしてオゾンによる気孔の鈍化は 高濃度CO2環境でも緩和されない(植物に対するオゾンの影響は高濃度CO2環境で緩和されることが多い)ことを明らかにした論文です。 実験的研究と光合成-気孔制御の数値モデルを使ったシミュレーションを組み合わせたという点で研究室としても新たな取り組みになりました。

大気環境学会年会で研究室の学生4名が口頭発表しました!(9/25)
9月13-15日につくばの産業技術総合研究所で開催された第64回大気環境学会に参加してきました!学会の様子はこちらから。

光合成学会で講演してきました!(6/4)
日本光合成学会年会で開催されたシンポジウム「樹木の光合成」において「オゾンに対する光合成応答」という演題で講演させていただきました。久々に緊張のプレゼンでした。
その理由はこちらから。

有浦くんの筆頭論文がScience of the Total Environment誌に受理されました!(5/21)
研究室のOB(社会人2年生)の有浦涼くんの筆頭論文がScience of the Total Environment誌に受理されました!
Ariura, R., Matsumoto, M., Li, J., Fuse, T., Aoki, T., Zhang, Y., Kinose, Y., Yamaguchi,M., Izuta, T. and Watanabe, M.
Effects of elevated ozone and carbon dioxide on the dynamic photosynthesis of Fagus crenata seedlings under variable light conditions.
Science of the Total Environment.
昨年Environmental Pollution誌に掲載されたWatanabe et al. (2022)と同じブナに関する研究で、変動光に対する光合成応答に対するオゾンと高濃度CO2の影響に関する論文です。
こちらに論文の内容をもう少し書きました。

国際共著論文がUrban Forestry & Urban Greening誌に掲載されました!(5/10)
イタリア、フランス、ルーマニア、日本の国際共同研究の成果がUrban Forestry & Urban Greeningに掲載されました!
Manzini, J., Hoshika, Y., Carrari, E., Sicard, P., Watanabe, M., Tanaka R., Badea, O., Nicese, FP. Ferrini, F. and Paoletti, E. (2023)
FlorTree: a unifying modelling framework for estimating the species-specific pollution removal by individual trees and shrubs. Urban Forestry & Urban Greening, Vol 85, 127967.
先日のACID RAIN 2020国際会議では筆頭著者のJacopo Manziniさん(イタリアの博士課程の学生)がこの内容について発表されており、 それに続いての論文掲載となりました。うちの田中くんも論文のデータ解析に参加しています。 論文の内容はこちらから。

田中くんの筆頭論文がScience of the Total Environment誌に受理されました!(5/4)
博士課程2年生の田中亮志くんの筆頭論文がScience of the Total Environment誌に受理されました!
Tanaka, R., Chiu, C.W., Gomi, T., Matsuda, K., Izuta, T. and Watanabe, M. Stomatal ozone uptake of a Quercus serrata stand based on sap flow measurements with calibrated thermal dissipation sensors. Science of the Total Environment.
田中くんの初の筆頭論文というだけでなく、研究室としても樹液流関連の初の論文です!
こちらもご覧ください。

Acid Rain 2020国際学会に参加しました!(4/23)
4月17-21日に新潟で開催されたACID RAIN 2020国際会議に参加してきました。久しぶりの対面開催で実りの多い国際学会でした。こちらに詳しく書きました。

「木本植物の生理生態」刊行のお知らせ(11/18)
「木本植物の生理生態(小池孝良、北尾光俊、市栄智明、渡辺誠 編)」が出版されました! 樹木の生理生態に関わる幅広い分野の研究者に執筆して頂いており、樹木の研究をしている学生の皆さんには、是非、読んでもらいたい本です。 また、表紙のデザインの選定にあたり研究室の学生さんにも協力してもらいました。 本の紹介や目次はこちらからご覧ください。



※過去の情報はブログをご参照ください。

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