test1-2.cを一部変更してみました。
1: /* test1-3.c*/
2: #include <stdio.h>
3: void main(void){
4: float a,b,c,d,e,f;
5: a=10.0;
6: b=3.0;
7: c=a+b;
8: d=a-b;
9: e=a*b;
10: f=a/b;
11: printf("a=%f,b=%f\n",a,b);
12: printf("a+b=%f\n",c);
13: printf("a-b=%f\n",d);
14: printf("a*b=%f\n",e);
15: printf("a/b=%f\n",f);
16: }
4行目: 浮動小数型(float型)変数としてa,b,c,d,e,fの6つを定義する、ということを表しています。floatとはfloating(浮動小数)のことであり、-0.05、100.0、45.3というような小数値を代入できる変数という意味になります。
5-6行目: 浮動小数型変数aに10.0を、浮動小数型変数bに3.0を代入します。
7-10行目: a+b,a-b,a*b,a/bの演算結果をそれぞれc,d,e,fに代入します。
11行目-15行目: 画面にprintf文を利用して浮動小数値を表示する場合、" "中では%fとして記述、" "の外で、%fに表示したい変数を記述します。
コンパイル、実行してみましょう。以下のように表示されるかどうか、確かめてみましょう。
a=10.0,b=3.0 a+b=13.0 a-b=7.0 a*b=30.0 a/b=3.333
double a,b,c,d,e,f;と書き直し、さらに各printf文中の%fを%lfに書き直して下さい。画面に倍精度表示を行うためには%lfとする必要があります。
追記
Cで扱うことのできる変数としてint, float, doubleがあることを知りました。この他にもchar, long int, short intがあります。これらC言語で利用できる変数については後日詳細に説明します。