第9章へ戻る

第10章:入力のあるプログラム

test1-4.cを提示します

 1: /* test1-4.c*/ 
 2: #include <stdio.h>
 3: void main(void){
 4: int a,b,c;
 5: printf("Please input two numbers > ");
 6: scanf("%d %d",&a,&b);
 7: c=a+b;
 8: printf("a=%d b=%d\n",a,b);
 9: printf("c=a+b c=%d\n",c);
10: }

4行目: 整数型変数a,b,cを定義。

5行目: 画面にPlease input two numbers > と表示します。

6行目: scanf文。キーボードからの入力を読みとり、変数に値を代入します。この場合、10進整数値(%d)として2つの値をキーボードから入力すると、&a &bの順にa,bへと値が代入されます。何故a,bと記述せずに&a,&bと記述するのか、今回は述べません。後日詳しく説明します。

7行目: 変数cにa+bの演算結果を代入。 8-9行目: 変数a,b,cの値をそれぞれ画面に表示。

コンパイル、実行してみましょう。すると、画面に入力を促す表示がされます

Please input two numbers >

2つの整数値をキーボードから入力し、エンターキー(リターンキー)を押して下さい。なお、2つの数の間は半角スペースで区切って下さい。

例:

Please input two numbers > 10 20

キーボードから入力した2つの数字が表示され、さらに演算結果(a+b)が表示されます。

a=10 b=20
c=a+b c=30

課題

演算を、和だけでなく差、積、商、剰余についても実行できるプログラムに変更してみましょう。また、入力させる値をfloatやdoubleに変更してみましょう。

第1章へ 第2章へ 第3章へ 第4章へ 第5章へ 第6章へ 第7章へ 第8章へ

第9章へ戻る