武藤 元貴 さん 大学院修士2年 (2008年度入学) イネ班 |
「自然と町が共存できる技術に携わりたい。」 化シスの中でこの願いをかなえられるのは細見・寺田研究室だけだと感じた |
苦労したことは稲を育てる前に実験系を立て分析器具を完璧に揃えることと、夏場のサンプリングでした。私の実験では稲を1年に1度しか育てず、育て始めると実験系を変更したり等融通が利かないため、研究室に配属されたばかりの乏しい知識で準備をするのはとても大変でした。また、温室は夏場になると40℃を越え、そんな環境の中で膨大な量のサンプリングをするのはとても辛かったです。 逆に楽しいことと言うよりも嬉しいことは、自分の手で育てた稲の成長がみられた時と苦労したサンプリングの結果自分の狙い通りのデータが得られた時です。温室でのサンプリングは単純作業の繰り返しで結果も出ない分、サンプルを分析しデータが出た時に初めて苦労した甲斐があったと感じられ、そのモチベーションが次のサンプリングの糧となりました。 |