活動報告
2011年1月FOLENSセミナー:
12月「炭焼・里山フィールド実習」フォローアップ・2月「廃棄物管理フィールド実習」プレビュー
1月26日、10名の学生と5名の教員が参加して、FOLENSセミナーを実施しました。
今回の内容は、前半が昨12月に訪問したFM津久井で実施した「持続可能な農業と環境のための炭と里山」(シンポジウムエクスカーションを兼ねる)の振り返り、後半が翌2月に三重県を訪れて学習する「廃棄物管理:廃棄物処理施設・環境データ分析機関訪問」の事前学習です。それぞれ、尾崎特任助教、谷口特任准教授が担当し、全体総括を二ノ宮特任助教が行いました。
前半は、農業や環境の持続性に関する課題は人口や経済といった社会背景につながっていることを、日本、アジア、アフリカ地域で対比しながら学習しました。その後、FM津久井訪問後の感想をもとに、「炭は本当に持続的か?」「里山環境の保全のために何をすべきか?」をテーマに議論しました。
後半ではまず、廃棄物問題も人口や経済と強い関連をもっており、収集と保管、処理と廃棄などさまざまな局面で問題が顕在化していることを確認しました。そして、次回のセミナーでは適切な処理方法に着目して学習すること、そのために必要な安全管理や注意点について説明が行われました。
今回のFOLENSセミナーは、初めて、小金井キャンパスで行いました。北風が冷たい1日でしたが、農学部(府中キャンパス)、連合大学院の茨城大学の学生さんなど、遠くからも積極的に参加してくれました。(HO)