フォレンスとは | 概要
東京農工大学では、アジア・アフリカ地域で活躍する環境分野リーダーの育成を目指す大学院教育の構築(正式事業名「現場立脚型環境リーダー育成拠点形成(Education Program for Field-Oriented Leaders in Environmental Sectors in Asia and Africa
= FOLENS:フォレンス)」に取り組んでいます。
FOLENSが育成する「現場立脚型環境リーダー」とは、現場で地域の住民と共に汗を流し泥にまみれながら、十分な知識に基づいて現場の問題を的確に把握し、技術と広い視野を持って、実効性の高い環境対策・政策を提言し、実現できる人材です。
このような人材を、東京農工大学大学院の全組織(農学府、工学府、連合農学研究科等)に横断的に設けた「アジア・アフリカ現場立脚型環境リーダー育成プログラム(FOLENSプログラム)」(修士・博士課程および1年間の短期プログラム)で養成します。プログラムでは、自然科学、社会科学両分野の講義に加え、フィールド実習やインターンシップ等、実践的な学びの場を提供します。また、日本人学生とアジア・アフリカ地域からの留学生が、多様な視点から意見を交換しあい、国際的な広い視野から環境問題を捉えることのできる環境をつくります。全ての講義は、英語で行われます。
FOLENSの運営は、「環境リーダー育成センター」が担います。また、タイ、マレーシア、ベトナム、ガーナ、中国に「コーディネーターオフィス」や「教育・研究拠点」を設置していきます。
このプログラムは、平成21年度文部科学省科学技術振興調整費「戦略的環境リーダー育成拠点形成事業」の採択を受け、平成21年度から平成25年度末まで実施するものです。