活動報告
環境計測評価実習
10月12~15日、20~22日、25~26日、「環境計測評価実習」が行われました。これは、「海外フィールド実習」といわば対をなす、FOLENS独自の国内実習です。単に測定や分析手法を身につけるだけでなく、同じ試料を多方面から測定し、着目点によって評価が異なる可能性、その試料はどのようにして採取するか、得られたデータの評価方法など、現場に立脚するために重要となる点に着目して進められました。
主な内容は、土壌試料の採取法と土壌中の重金属分析(Cu、Zn、Cd、Pb、他)、河川調査(流量測定)と水質分析(pH、EC、抗生物質、イオン、大腸菌群計測)、下水処理場見学でした。学生、教員含め専門分野の異なるメンバーが参加しましたので、互いの手法を学ぶと同時に、測定・評価内容が同じでも複数の手法があり、どの手法を選定するかが大切であることなどを学ぶことができました。分野横断的な参加メンバーであったからこそ、“今さら聞けない素朴?な疑問”も、オープンな雰囲気で話すことができたように思います。 (HO)