東京農工大学女性未来育成機構

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キャリアデザイン制度

 本制度は、学長リーダーシップによるダイバーシテイとインクルージョン実現の一環である「女性教員の計画的増員」方針に基づき、優秀な女性研究者を、農工両研究院で毎年1名ずつを目途に継続採用する制度です。採用する教員には、本学のFDプログラムなどを積極的に活用し、優れた研究と特色ある教育活動を展開し、研究室主宰教員として本学の大学改革・機能強化の牽引することを期待しています。また、本制度を通じて、本学構成員全体のダイバーシテイ教育を活性化させてまいります。さらには、採用した女性教員がロールモデルとなり、女子学生の博士後期課程進学を促し、学部生・大学院生の女性比率を高める戦略的な教育・研究活動を促進してまいります。このような戦略的女性教員人事によって、自分らしい生き方を追求し、多様性を受容する組織文化を醸成を目指しています。

募集条件等

●募集対象・人数
対象者:3年以上研究機関等での勤務経験を有する女性研究者。
採用人数:2名(令和4年度からの5年間で10名(農5名、工5名)採用予定)
部門・施設:農学研究院または工学研究院にて公募部門・施設を定める。

●スタートアップ資金
スタートアップ資金は3年間に渡り合計300万円を措置する。

●キャリアデザインプログラム
若手研究者海外派遣プログラム(GIR)、外部資金獲得セミナー、リサーチアドバイザールーム(外部資金応募のポイントや申請書の書き方などのアドバイス)、メンターによる研究室運営アドバイス、女性機構による学内女性研究者ネットワークの紹介。

●研究・教育活動支援
女性未来育成機構及びメンター等で面談により、適宜、研究・教育活動に関する助言を行うことがある。

●ライフイベント支援
ライフイベントによる休職等の期間中は、女性未来育成機構による各種学内研究サポートシステムが利用可能。本経費は、女性未来育成機構で負担する。女性未来育成機構は、メンター配置依頼や、採用された女性教員が必要とする支援について、助言、サポートを行う。

●職種
各研究院所属のテニュア雇用の助教、講師または准教授とする。原則として採用5年目に上位職選考を受け、上位職選考委員会で定める選考基準に到達していれば昇任できる。業績が到達していない場合は昇任できず、6年目又は7年目に再選考を受けなければならない。再選考の結果不適格だった場合、採用時の職位のままとなる。ライフイベントが発生した場合は、評価対象期間の延長を申し出ることが出来る。

●所属
農学研究院または工学研究院に所属し、女性未来育成機構を兼務

公募・選考

(1) 採用選考は農学研究院または工学研究院の教員候補者選考委員会で行う。
(2) 採用選考結果は、部局の議を経て、さらに全学教員選考委員会の議を経たのち、全学で採用を決定する。

上位職選考の実施

(1) 採用後、上位職選考委員会を設置する。上位職選考委員会の構成は農学研究院にあっては教員候補者資格審査委員会、工学研究院にあっては教員候補者選考委員会に準ずる。ただし女性未来育成機構運営委員会委員1名を含める。
(2) 上位職選考委員会において、選考基準を制定し、原則として採用後5年目に上位職選考を行う。
(3) 上位職選考で不適格だった場合、6年目又は7年目に再選考を受けなければならない。

関連情報

女性教員キャリアデザイン制度採用教員の出産・育児・介護期の配慮について

女性研究者公募情報

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新しい情報が入り次第掲載いたします。

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