コックピットはフレームを組むだけで完成ではありません。空気抵抗を減らすために、フレームの周りを流線型のカバーを取り付ける必要があります。
フェアリングは視界を確保するために前方のみ透明な素材でつくり、それ以外は発泡スチロールで製作します。
これはそれらの加工(成形)に四苦八苦した、勇者達の物語である。
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1.設計・型作り
今回はフェアリングの設計をしている暇が無く、残念ながらそれっぽい形にしただけでした。基本的にはコックピットフレームに合わせて設計を行います。
設計が終わったら作り始めますが、まずフェアリングの型を取ります。大きなボール紙に設計図を拡大したものを描いていきます。
型作りが終わったら、それに合わせて発泡スチロールを輪切りにしていきます。
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2.成形・やすり
右上の画像のように積み上げたら、設計図どおりに流線型になるよう削り取っていきます。
ただひたすらに削っていきます。一心不乱に削っていきます。部室の中で削ると、発泡スチロールによる公害が発生してしまうので、炎天下に晒されながら削り続けます。
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3.キャノピー
次にキャノピーを作りますが、フェアリング同様にまず発泡スチロールで型をつくって流線型にします
その後、新聞紙を表面に巻き、FRPを塗ります。FRP臭いです。でも塗ります。
固まったらそれに、熱した塩ビを押し付けてキャノピーの形に熱成形します。一度では無理なのでいくつかに分けます。
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4.組み立て
組み立ては接着剤によって行うので、本番直前に行います。これで完成です。
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