2010年度 採択プログラム一覧
2010年度「ひらめき☆ときめき サイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」採択プログラムについてのご案内です。
事業概要
1.事業の趣旨・目的
本事業は、学術と日常生活との関わりや学術がもつ意味に対する理解を深める機会を提供し、次のことに資することを目的としています。
・我が国の将来を担う児童・生徒を対象として、その知的好奇心を刺激し、心の豊かさと知的創造性を育むこと
・科学研究費補助金(以下、「科研費」という。)による研究成果を基礎としながら研究の内容について、分かりやすく発信することを通じて、学術の文化的価値及び社会的重要性について示し、もって学術の振興を図ること
2.実施形態
本事業は、独立行政法人日本学術振興会の委託により、我が国の国公私立大学(短期大学を除く)及び大学共同利用機関が実施します。
3.詳細は、独立行政法人日本学術振興会 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHIをご確認ください。(別ウィンドウで開きます。)
採択プログラム一覧
整理番号 | プログラム名 | 開催日 | 募集対象 | 募集人員 |
---|---|---|---|---|
HT22046 | 昆虫の夏や冬の過ごし方 | 2010年8月5日(木曜日) 実施しました。 | 中学生 | 30名 |
HT22047 | 生物と機械の接点を探そう ―生物の筋肉と感覚を再現― | 2010年8月25日(水曜日) 実施しました。 | 高校生 | 20名 |
昆虫の夏や冬の過ごし方
整理番号 HT22046
先生 (代表者) | 農学研究院・教授 普後 一 (フゴ ハジメ) |
自己紹介 | 私は、昆虫の発育や羽化行動のホルモン関与の研究を長くやってきました。最近は、「子供たちの理科教育振興」をテーマに研究を進めています。ホームページ(http://www.viva-insecta.com/ (別ウィンドウで開きます。))には、昆虫に関する種々の情報が入っていますので参考にしましょう。 |
開催日時 | 2010年8月5日(木曜日) 集合時間 9時00分 |
開催会場 (集合場所) | 東京農工大学 府中キャンパス 2号館玄関前 住所:〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8 アクセスマップ:http://www.tuat.ac.jp/basic_information/access/index.html |
主な募集対象 | 中学生 30名 |
内容 | 昆虫は、地球上でもっとも繁栄している動物群です。我々人類が生まれるはるか昔、およそ3~4億年前には地球上に生息し繁栄した動物群です。ですから、地球上でこれまでに起こった長い歴史を知っているといえるでしょう(地球を「虫の惑星」という研究者もいます)。最近は、昆虫は気味が悪い、触ると毒にやられる、臭いが嫌だ等と、非常に嫌われることが多いです。これは昆虫に接する機会が少ないからでしょう。 この実験講座では、午前中は昆虫採集の仕方、昆虫標本の作り方、昆虫写真の撮り方等の講義、午後はフィールドへでての昆虫を採集、昆虫(カイコガ)の解剖実験、そして「夏や冬の過ごし方」に関する実験を行い、昆虫のことを理解していきます。最後にレポートの課題をだします(これは後日返送してください)。終了時には「昆虫未来博士号」を授与します。 |
スケジュール | |
9時00分~9時15分 9時15分~9時30分 9時30分~10時10分 10時20分~11時00分 11時10分~12時00分 12時00分~13時00分 13時00分~14時30分 14時45分~15時30分 15時45分~17時30分 17時30分~18時00分 18時00分 | 受付と農学部2号館2階化学実験室への移動 スケジュールの説明と注意事項説明及び 研究者・学部生・大学院生紹介と参加者自己紹介 「昆虫採集法」の概説 「昆虫標本の作り方」の概説 「昆虫写真の撮り方」 昼食と休憩 「昆虫採集:キャッチ・アンド・リリース」 「昆虫の解剖実験」 「冬の過ごし方の講義と実験」、宿題の提示(郵便で返送のこと!) DVD配付、「昆虫未来博士号」授与、アンケート用紙配付 解散 |
持ち物 | 筆記用具・ノート・スポーツ飲料・帽子・雨具・写真機(携帯電話でもOK) |
特記事項 | 夏場での昆虫採集を企画しています。体調が悪い場合は休憩となります。また、切り傷や虫さされ用の「塗り薬」を用意してね。 |
申込締切日 | 2010年7月30日(金曜日) 受付は終了しました。 |
お問い合せ ・お申込み先 | 農学研究院教授 普後 一 住所:〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8 電話・FAX:042-367-5734 E-Mail:fugoh(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp 参加申込みは、上記へご連絡ください。 また、日本学術振興会サイトの参加申込みフォームもご利用できます。(別ウィンドウで開きます。) |
詳細は下記(PDF:77.8KB)をご確認ください。(別ウィンドウで開きます。)
プログラムのテーマと関係する科研費
研究代表者 | 研究期間 | 研究種目 | 課題番号 | 研究課題名 |
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普後 一 | 平成18年度~ 平成20年度 | 基盤研究(B) | 18300263 | 昆虫行動をモデルとした中等・高等理科実験プログラムの開発 |
生物と機械の接点を探そう―生物の筋肉と感覚を再現―
整理番号 HT22047
先生 (代表者) | 工学研究院・准教授 森島 圭祐(モリシマ ケイスケ) |
自己紹介 | 「ロボット」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?複雑な機械ですか?それとも充電しないと動かない金属の塊ですか?私たちの研究室ではそんなイメージを覆す、生物と機械を融合した新しいマイクロロボットの製作に挑戦しています。 |
開催日時 | 2010年8月25日(水曜日) 集合時間 9時30分 |
開催場所 | 東京農工大学 小金井キャンパス 生物システム応用科学府(BASE)棟 1階講義室 住所:〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16 アクセスマップ:http://www.tuat.ac.jp/basic_information/access/index.html |
主な募集対象 | 高校生 20名 |
内容 | 未来の科学技術を支えるみなさんの第一歩として、異なる学問の壁を越えた融合研究テーマを実際に実験を通して体験してもらいます。本プログラムでは、当研究室が掲げている「未来のロボットは生命と機械の融合で実現!」「機械工学とバイオを融合して、バイオを超える柔らかい機械を作る!」の夢を実現するためのサイエンス&テクノロジーを紹介します。実験では、最先端技術を駆使し製作した小さな部品からなるマイクロロボットのものづくり体験、筋肉の元となる細胞観察、生物のもつパワーを結びつける発想力を指南します。ぜひ未踏領域へのロマンに触れに来てください。 研究室ホームページ:http://www.tuat.ac.jp/~biomems/ |
スケジュール | |
9時30分~10時00分 10時00分~10時20分 10時20分~12時00分 12時00分~13時00分 13時00分~14時00分 14時00分~15時00分 15時00分~16時00分 16時00分~16時30分 16時30分 | 受付(東京農工大学生物システム応用科学府棟1階セミナー室前集合) 挨拶とオリエンテーリング・日本学術振興会事業および科学研究費補助金の説明 研究室見学及びグループ分け (1)「細胞観察実習」 昼食と休憩 (2)「クリーンルーム内での微細加工実習」 (3)「マイクロロボットの組み立て作業・観察」 クッキータイム・フリートーク 修了式(「未来博士号」授与)、アンケート記入 解散 |
持ち物 | 筆記用具(ボールペン)、ノート |
特記事項 | |
申込締切日 | 2010年7月30日(金曜日) 受付は終了しました。 |
お問い合せ ・お申込み先 | 工学研究院准教授 森島 圭祐 住所:〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16 電話・FAX:042-388-7074 E-Mail:morisima(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp 参加申込みは、上記へご連絡ください。 また、日本学術振興会サイトの参加申込みフォームもご利用できます。(別ウィンドウで開きます。) |
プログラムのテーマと関係する科研費
研究代表者 | 研究期間 | 研究種目 | 課題番号 | 研究課題名 |
---|---|---|---|---|
森島 圭祐 | 平成21年度~平成25年度 | 若手研究(S) | 21676002 | 細胞ビルドアップ型ウエットナノロボティクスの構築と機能創発 |
森島 圭祐 | 平成20年度~平成21年度 | 特定領域研究 「バイオ操作」 (公募研究) | 20034017 | 筋細胞ビルドアップ技術の構築と機能制御 |
森島 圭祐 | 平成19年度~平成20年度 | 特定領域研究 「アクチュエータ」 (公募研究) | 19016008 | 筋細胞によるメカノケミカルカップリング型バイオアクチュエータに関する研究 |
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