先輩たちからのメッセージ


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新卒研生採用情報


修士1年 M1 入江 克成

 研究内容は?
 
テラヘルツ波を放射・検出する素子を勉強しています。テラヘルツ波帯は、電波と光の間の周波数領域です。まだまだ未開拓な周波数帯ですが、身近では可視化技術や高速で大容量な通信への応用などにつながるのでは期待されています。具体的には、テラヘルツ波を放射する光伝導素子と呼ばれる素子の解析・設計の研究に取り組んでいます。 テラヘルツ波領域の物性の特性などを調べるのに広く用いられています。

 難しいのは、解析、設計に用いるシミュレータの中身や、どういったパラメータの素子が良いのかを把握することです。特にシミュレータは中身を理解しないと、全く予想と異なる結果を出している可能性も大いにあります。その正しい判断はやはり基礎的な力が効いてくると感じています。試作や測定装置などもこれから大きく発展していく分野だと思うので、分からないことも多く苦労します。その分一歩進んだときにはとても大きな喜びが得られます。それが、モチベーションややりがいにつながっています。

研究生活は?
 学会前や発表前は忙しいですね。特に、発表や学会の原稿締切前などは、研究室みなで、クリアしていく感じです。ちょうど学会の締め切りが近いので、昨日夜はサッカーアジア杯だったので、実況を流しながら(笑、一方でみんな原稿やそこに載せる図面を作成していました。

 4年生の前期は、じっくり勉強していく時期なので、初めから心配する必要はありません。 新歓レポートや学部用の輪講(ゼミ)で基礎から勉強していけます。

 半面、合宿、研究室イベントでの遊びも全力で楽しみます。例えば、今年は私は合宿クリスマス会の幹事だったのですが、合宿ではカヌーをしたり、クリスマスはプレゼントを交換したり。楽しむ時はみんなで最高に楽しんで盛り上がっています。今週末は締め切りの打ち上げで焼肉Partyに研究室みんなでくりだします。ぜひ3年生の皆さんに研究室ブログなどで研究室の雰囲気も見てもらえればうれしいです。

 他には、色々な人、分野、考えや話を知れると思います。先生や秘書さんも隣の席にいるので、すぐに質問できたり、いつも部屋がワイワイガヤガヤしてますね。あと、研究室外の会社の人や同世代の学生と会える機会が他の研究室に比べかなり多いので、就活の勉強にすごくなりますね。

 また、IEEEワークショップという学生が主催する理系版ポスターコンテンストの委員会にも参加しているのですが、そこでも多くの大学の同世代や先輩方と知り合え、大きな刺激になりました。

将来の目標は?
 日本と世界をつなげる仕事に就きたいです。そしてゆくゆくは、日本と他国の人がより動ける、より動きたくなる状況へ力添え出来れば嬉しいです。様々な職種や業界でそれぞれ違った出来る事があると思うので、在学中に考えを深めていきたいと思います。


新しい仲間に期待することは?
 
先輩だからと萎縮せず、研究生活で分からないこと等どんどん聞いて欲しいです。研究だけでなく、他の事などでもいいと思います。君の一言が、研究室に新たな歴史を作るかもしれません。

  最後に趣味の話をします。電気工作で自作したエフェクターをつなげたエレキギター、世界遺産や史跡観光を主とした国内旅行や自動二輪などが主な趣味です。色々趣味や興味が広い人や、深い趣味がある人と話をするのが好きなので、是非君の中にある趣向で研究室を盛り上げましょう。