オゾン水製造

オゾンの活躍

 オゾンは自然界においては塩素より強い酸化力を持ち、自然に酸素に分解されるため二次汚染が少なく、空気と電気があれば簡単に生成できるというメリットがあります。そのため、近年ではオゾンの優れた殺菌、脱臭、脱色特性は様々な分野に応用されています。

オゾン水を利用する分野

オゾン生成およびオゾン水の製造

 オゾンガスを生成させる方法はいくつかありますが、生産コストが最も安価である放電法はよく利用されています。 本研究では無声放電法を用いています。無声放電法とは平行平板型電極もしくは同円筒型電極に、一方あるいは両電極上に誘電体板を置き、両電極間に高電圧を印加、放電を発生させ、オゾンを生成する方法です。

無性放電法と放電の様子

原料空気を放電空間に流し、放電させてオゾンガスを生成します。その後オゾンガスを水と混合させてオゾン水が得られます。

オゾン水の殺菌試験結果

 本大学の獣医学科との協力によりオゾン水を用いて口蹄疫ウィルスと非常に似通った構造である牛ヘルペスウィルスと牛エンテロウィルスに対する殺ウィルス試験を行いました。オゾン水を感作させることによりこれら2種のウィルスの完全な殺ウィルス効果が認められました。

オゾン水を利用する分野

               協力:東京農工大学 農学府 獣医学科 白井 淳資 教授 長井 誠 准教授