
- 研究内容

森林の多様な生物の生態を探り、生物の多様性を保全する管理手法を確立するための研究を進めます
森林が有する様々な機能によって人間の生活は支えられています。一方で、森林は樹木や哺乳類、昆虫など多くの野生生物の生活基盤であり、それぞれの生物が複雑な相互作用によって結びつくことで、生態系全体を構成しています。森林を持続的に利用しつつ、森林を野生生物の生息地として捉えて生物の多様性を保全するためには、野生生物とどのように向き合っていけばいいかを考えかなくてはいけません。そのためには、生態系のバランスや生物の多様性を将来も保つためには何が大切かを明らかにする必要があります。
本研究室では、森林の多様な生物の生態を生態学的手法により解析し、植物・動物(哺乳類・鳥類・昆虫など)の双方の視点から植物−動物相互作用系、生物多様性が維持される仕組み、人間活動との関係などのメカニズムを明らかにするとともに、野生生物の管理や森林保全などへの貢献を目指しています。 我々の研究手法はフィールドでの観察・実験など現場でのアプローチを重視しています。
以下のようなテーマを主に取り組んでいますが、他の研究テーマも取り組んでいます。これまでの研究テーマに関しては研究業績をご覧ください。

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