活動報告
第4回FOLENS国際シンポジウム「グローバル環境人材に求められる現場力‐FOLENSの経験から‐」
11月29日(木)、府中キャンパスにおいて、第4回国際シンポジウムが開催されました。本シンポジウムは、現場立脚型人材育成に焦点を当て、現場に対して貢献できるグローバル環境人材育成には何が求められるかという視点をふまえ、大学教育における「現場力」育成のあり方を検討することを目的としました。 シンポジウムでは、FOLENSに所属する学生及び海外教育・研究拠点教員よりプログラムの経験が報告され、外部スピーカーの方々から各「現場」においてどのようなグローバル環境人材の「現場力」が求められるかを共有して頂きました。 パネル・ディスカッションでは、会場からの質疑に応じる形で、大学の講義だけでなく、国内、海外を問わず現場に出て、社会性、コミュニケーション能力、行動力、柔軟な姿勢が培われることが期待されること、そして、そうした「現場力」が真の現場立脚型環境リーダーの資質として重要であることが確認されました。また、学生へのメッセージとしては、失敗を恐れずにあらゆるチャンスをつかむこと、学生時代からネットワーク作りを大切にすることが強調されました。 本シンポジウムを通じて、大学教育を通じた現場体験の意義に関する議論が深まり、今後のFOLENSプログラムの更なる拡充を図っていくための大変貴重な機会となりました。
日時: | 2012年11月29日(木)13:30-17:30 |
会場: | 府中キャンパス第一講義棟24教室 |
言語: | 日英同時通訳 |
参加人数: | 103名 ※当日の配布資料はこちらです⇒ |
|
海外ゲスト:
ガーナ大学(ガーナ)
John Ofosu-Anim氏, Associate Professor, Dean of School of Agriculture, Department of Crop Science
マレーシア・プトラ大学(マレーシア)
Mohamad Pauzi Zakaria氏,Professor, Deputy Dean (Graduate, Research and Development),
Faculty of Environmental Studies
カセサート大学(タイ)
Tiwa Pakoktom氏,Lecturer, Department of Agronomy, Faculty of Agriculture at Kamphaeng Saen
カントー大学(ベトナム)
Le Viet Dung氏, Associate Professor, Vice Rector for International Relations & Scientific Affair,
Faculty of Agriculture and Applied Biology
国内ゲスト:
渋田 隆俊氏 商事会社技術顧問 (元三菱重工(株)化学プラント事業センター長)
伴場 賢一氏 一般社団法人 Bridge for Fukushima代表/ 開発途上国コンサルタント
佐藤 留美氏 特定非営利活動法人 NPO birth事務局長(東京農工大学農学部卒業生)