活動報告

2013年10~12月:環境計測評価実習

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 本実習は、環境科学系の実習で、野外での試料採取・調査方法と、採取された試料の分析および得られたデータの解析手法などを扱います。具体的には、本学農場(FM府中)にご協力いただき農場で土壌をサンプリングしその元素分析を行うこと、多摩川の河川調査で下水処理の影響を受ける都市河川の水質(イオン、抗生物質、大腸菌)を検討しながら、これら指標の環境科学的な意味と環境問題としての相互関連性、実験室での作業に関する基礎知識、データの扱い方と解析の仕方を学びます。FOLENSでは多様な分野の学生が参加しますので、それぞれの分野との関係が予想外に認識され、視点を広げる機会にもなっています。また分析系でない学生には、検量線の作成やその適用範囲など分析化学に関する知識も浅いため、環境分析の基礎を着実に身に付け、応用的な部分にも触れることで発展へとつなげることを心がけています。(尾崎)

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