活動報告
2011年4月FOLENSセミナー:FOLENSとは何か?2010年度ふりかえりと2011年度活動計画
ウォーミングアップ | 現場立脚型環境リーダー(=FOLENS)になるために・・今年は何をしよう? |
様々なアイディアが出される中、東日本大震災に関するテーマに関心が集まりました |
4月28日、2011年度第1回目のFOLENSセミナーを開催しました。参加者はFOLENS生16名とセンター特任教員4名。この4月から新たにFOLENSプログラムに加わった第3期生にとっては、初めてのセミナーです。今日の目標は、「FOLENSとは何か(=現場立脚型の環境リーダー像)」、考えを分かち合い、それをもとに今後のセミナー計画のアイディアを出し合うこと。学生自らの関心や需要に沿った学習を基本とするFOLENSセミナーだからこそ、こうした話し合いはとても重要です。
まずはウォームアップのため、今朝起きた時間、キャンパスから自宅までの距離、過去訪れた国の数・・・など様々な質問に応じて列をつくる簡単なゲームで体と口を動かした後、グループに分かれて「現場立脚型環境リーダー“FOLENS”とは何か?」を話し合いました。話し合う中で最も大切だと思ったことを全体で発表し合ったところ、以下のような答えが並びました(写真参照)。
- ・環境のつながり:多様な分野の専門性をつなぐ
- ・コミュニケーション
- ・コラボレーション
- ・多角的な視点:文化、社会・・・
- ・世界規模の視野
- ・ボトムアップアプローチ
- ・理論だけではなく現場から
- ・現場の知識や経験
- ・地元住民と専門家の知識のギャップ:知識のレベルのギャップ?それとも知識の種類のギャップ?
- ・前向きな変化を推進する~とても難しいことがある~家族から地域、世界へ!
- ・未来のリーダーはよいフォロワー
「現場立脚型環境リーダー“FOLENS”とは何か?」の話し合いから
次に、2010年度のFOLENSセミナーを、スライドを見ながらふりかえった後、昨年度の経験や「FOLENSとは何か」を踏まえた2011年のセミナー計画について、再度グループごとにアイディアを話し合いました。最後に全体で共有したところ、災害、エネルギー、放射能汚染、ボランティアなど、特に3月11日の東日本大震災に関連したテーマに関心が集まったことから、次回のセミナーで、再度、震災とその後に焦点を当てたディスカッションを持ったうえで、今年度のセミナー計画を最終化することとしました。(SN)
日時 | 10:00-12:00, 28 April 2011 |
会場 | Alumni 50th Anniversary Hall, Fuchu Campus, TUAT |
10:00- | Introduction: What are we doing today? |
10:10- | What is “Field-oriented Leaders in Environmental Sectors”? ~Exchange views on “FOLENS” |
10:50- | Reflection: FOLENS Seminar Activities in 2010 ~Reflect on what we did and what we learned |
11:20- | Sharing Ideas on What to Do in FOLENS Seminars ~Share ideas on what we want to do through FOLENS Seminars in 2011 |
12:00 | Closure – Lunch! |