活動報告
The Field Oriented Workshop @ マレーシアTerengganu州Bidong島
試料採取のためにボートに乗り込む | 海水試料中の炭化水素定量操作 | |
ボートでの海水試料のサンプリング | ||
機器分析のための試料の前処理を行う | Bidong島の旧跡も訪問しました | Dr.PauziによるLectureの様子 |
FOLENSの国際ネットワークは、農工大 (TUAT)を中心に、Universiti Putra Malaysia (UPM、マレーシア)、Kasetsart University (KU、タイ)、Can Tho University (CU、ベトナム)、University of Ghana (UG、ガーナ)、中国環境科学研究院 (CRAES、中国)の5つのEducation & Research Bases から構成されています。各E&R Baseは、農工大との環境観測・海外フィールド実習の協力実施のほか、E&R Base独自またはE&R Base相互間での連携や環境科学教育・研究の推進が行われています。
その一環として、2011年6月18~19日、UPMのMohamad Pauzi Zakaria准教授が指導して、The Field Oriented WorkshopがマレーシアTerengganu州Bidong島で実施されました。参加者が実際に試料の採取を行なうことから始めるため、Bidong島 のUniversiti Malaysia Terengganu (UMT)での開催となりました。 講師はPauzi准教授のほか、Zainudin Bachok博士、Hii Yii Siang准教授、Suhaimi Suratman准教授が務めました。
第1日:2011年6月18日(土曜日) | |
活動内容 |
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0800 - 0900 | 参加者集合 |
0900 - 1030 | Bidong 島・UMT海洋研究センターへ移動 |
1030 - 1100 | 休憩 |
1100 - 1145 | Bidong 島の紹介(Hii Yii Siang准教授) |
1145 - 1245 | 講義1:生物学的マーカー…食物循環のトレーサー (Zainudin Bachok博士) |
1245 - 1415 | 昼食 |
1415 - 1600 | 講義2:石油起源水溶性炭化水素の水環境中における分布および発生源(Mohamad Pauzi Zakaria准教授) |
1600 - 1700 | 水試料のサンプリング(Suhaimi Suratman准教授がガイド) |
1700 - 1900 | フリータイム:シュノーケリング&カヤックにトライ |
1900 - 2000 | 夕食 |
2000 - 0000 | 試料のクリーンアップと前処理 |
第2日:2011年6月19日(日曜日) | |
活動内容 |
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0000 - 0200 | カラムクロマトグラフィーによる抽出および分離 |
0200 - 0730 | 休憩 |
0730 - 0830 | 朝食 |
0830 - 0930 | Bidong 島の現地調査(Hii Yii Siang博士がガイド) |
0930 - 1030 | UMT海洋研究センター帰着 |
1030 - 1300 | ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)による試料の分析(Mohamad Pauzi Zakaria准教授およびHii Yii Siang博士) |
1300 - 1400 | 昼食 |
1400 - 1500 | データ解析と考察(Mohamad Pauzi Zakaria准教授) |
1500 - 1600 | 自由討論 |
1600 - 1630 | 成果発表会 |
1630 - 1800 | Taman Tamadun Islamの見学 |
1800 - 1830 | 解散 |