Folens メルマガ

FOLENS メルマガ No.14/ 2014年2月5日
東京農工大学アジア・アフリカ現場立脚型環境リーダー育成プログラム メールマガジン

目次

  • 1.スケジュール
  • 2.活動報告
    ‐国内実習
    ‐海外フィールド実習
    ‐インターンシップ
    ‐FOLENSセミナー
    ‐その他
  • 3.コラム

1.スケジュール

11月
8-11 学園祭
15-16 国際シンポジウム
15 プレゼンテーションスキルトレーニング
16,23 & 30 国際環境農学課題別演習

12月
6 FOLENSセミナー
6 FOLENS合格者歓迎会
9-10 FOLENSセミナー:佐渡島訪問
13,16 & 24 ポストフィールド報告会・CS & WS
21 冬季休暇
1月
5 冬季休暇終了
17,23,24 & 31 アジア・アフリカの環境と持続可能な社会 (国際環境農学特論II)
15 ポストフィールド報告会・CS & WS
20 FOLENSセミナー

2.活動報告

-第8期生選考
FOLENSでは、2013年10月に新たに短期コース履修学生を募集し、 農学府留学生1名(ウズベキスタン)、農学府日本人1名、合計2名が履修を許可されました。 続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/report2013jan_adm.html


-国際シンポジウム
2013年11月16日(土)府中キャンパスにおいて、現場立 脚型環境リーダー育成拠点形成(FOLENS)第5回国際シンポジウム「現場立脚型環境リーダー育成プログラムの成果と展望」が開催されました。
続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/report2013_dec_j.html

-プレゼンテーションスキルトレーニング
自分の研究内容を、機会あるごとに公表することは、結果を客観的に見つめ直し、科学的に何をどこまで言 えるか考える有効なものだと思われます。 また、環境問題は地域個々のスケールから地球環境問題まで連鎖的に関係をもちますので、社会の国際化が 進んだ今日、国内外での議論や検討、協力体制に貢献できる能力を培うことが大切です。 今年も11月15日に、FOLENSの国際シンポジウムのためE&Rベースの先生方が来日される機会に合わせ、FOLENS内外の学生による英語ポスターでの発表会 を行いました。 みな手ごたえを感じる経験となったようです
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/presentation_2013nov_j.html

-海外フィールド実習
前回9月の報告以降、オーストラリアとタイ(夏 のFOLENS室主催とは別)で海外フィールド実習が行 われました。9月までの物を含め、報告の詳細や写真など は、下記をご覧ください。

1. Tang Si Hiep: タイ・プーケットの下水処理場からの温室 効果ガス排出に関する調査
続きを読む-> http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/h_thai_j.html
2. 細田隼基: 残留性有機汚染物質のモニタリングを目的としたモザンビーク海岸でのペレット採取
続きを読む-> http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/h_mozambique_j.html
3. Nguyen Dinh Giang Nam: ベ トナム、メコンデルタ海岸部での地下水水質調査と家庭および農業での持続的な水利用に関する検討
続きを読む-> http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/n_vietnam_j.html
4. Mishyna Maryia: オーストラリアにおける雑草の管理手法
続きを読む-> http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/m_aus_j.html
5. Mardani Korrani Hossein: ロシア、コーカサス地方の植物におけるアレロパシー能の探索
続きを読む-> http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/o_hossein_j.html

-インターンシップ
2013年度はこれまでに8名の学生がインターンシップを完了しています。そのうち下記 のレポートをウェブサイトで公開しました。

・迎春(Habura):コンサベーション・ボランティア・ オーストラリア~健やかで持続可能な環境のためのボランティア~オーストラリアの環境と遺産を守る(オーストラリア・3/28~6/4)
続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/intern_2013_h_j.html
・山村理奈:カセサート大学 林学部・チェンマイ周辺森林試験地(京都 5/27-29・タイ 8/6-19)
続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/intern_2013_yamamura_e.html
・Ghulam Hussain "Poya":Wildlife Conservation Society(アフガニスタン 8/9-9/12)
続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/intern_2013_poya_e.html
・Omari Richard Ansong:コーネル大学 Cornell Soil Health Center(米国・8/31-11/1)
続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/intern_2013_richard_e.html

また、下記の学生が現在レポートの最終化を進めており、近日中に公開予定です。
・大倉 芙美:ナレスアン大学 再生可能エネルギー学科・カオノイ村(タイ)
・渡井 千絵:OISCA(フィジー)
・田畑 聡美:国際稲研究所 (IRRI)(フィリピン)
・八木岡 敦:国際半乾燥熱帯地方作物研究所(ICRISAT)(インド)

-国内実習
[環境計測評価実習]
本実習は、環境科学系の国内実習です。具体的には、本学農場(FM府中)で土壌出採取した土壌の元素分析、多摩川の河川調査と下水処理の影響をイオン、抗生物質、大腸菌 を指標にして検討すること、これら指標の環境科学的な意味と環境問題としての相互関連性を理解することに加え、実験室での作業に関す る基礎知識、データの扱い方と解析の仕方を学びます。 環境分析の基礎を着実に身に付け、応用的な部分にも触れることで発展へとつなげることをめざしています。
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/env_practice_2013_j.html

-ポストフィールド報告会・ケーススタディ ワークショップ
FOLENSプログラムの主要カリキュラムである「海 外フィールド実習」および「インターンシップ」の報告会と総合討論会である『ポストフィールド報告会・ケーススタディワークショッ プ』が開催されています。
このセミナーは、本プログラムが目指す「現場体験」と「俯瞰的視野」の双方を育成しようとするもので、FOLENSにおける、隠れた、しかし非常に重要な行事です。
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/postfield_12_2013_j.html

-FOLENSセミナー
[富士山実習]
2013年10月17-18日、国際環境農学専攻と合同でフィールド 実習に行きました。実習では、世界文化遺産に登録された富士山の周辺の文化と自然環境の管理とそれらの保全について学ぶことを目的と していました。 
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/fseminar_fuji2013_j.html

[せせらぎ農園訪問(有機農業チーム活 動)]:2013年10月22日
FOLENS有機農業チームの活動として、東京都日野 市にあるコミュニティーガーデン「せせらぎ農園」を訪問しました。せせらぎ農園では約200世帯の生ごみを回収し、直接土ごと発酵という方法により土づくりを行い、無農薬、無化学肥料で野菜や花 を育てています。
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/fs_seseragifarm_j.html

[佐渡島実習事前セミナー・せせらぎ農園訪 問レポート・環境リーダー修了生ネットワーキング学生会合レポート・10月新入生歓迎会]
:2013年12月6日
後期に入って初めての座学型FOLENSセミナーは、様々な活動報告と、次週に予 定している生物多様性保全と農業をテーマにした佐渡島実習の事前学習、さらに10月よりFOLENSに新しく加わった学生2名の歓迎会と、盛りだくさんの内容となり ました。
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/fseminar_dec2013_j.html

[トキを中心とした生物多様性保全と農業~ 佐渡島訪問]:2013年12月9-10日
佐渡島は平成23年にGIAHS―Globally Important Agricultural Heritage Systemsに登録され、トキを中心として生物多様性を守り、伝統的な農業や文化を維持する地域 として認められました。
このことに関心を抱いたFOLENS生の企画により、佐渡島、トキ、生物多様 性、伝統的な農業についてなどを調べ、実習当日には実際にその現場を直接訪れてNPOや地域の方々にお話をうかがいました。
続きを読む⇒  http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/sado_practice_j.html

-その他
[FOLENS修了式]
9月17日、FOLENS第5回目の修了式が武蔵野荘ラウンジで行われました 続きを読む⇒ http://www.tuat.ac.jp/~folens/report/f_s_certificate_award_ceremony_sep2013_j.html 

3.新年のご挨拶:高田秀重センター長より
「環境研究と教育に時限はなじまず」
順風満帆に2014年を始められたことと思います。
私は元旦に多摩川沿いの北多摩第一号水再生センターにある下水処理場の近くに行きました。1998年から過去17年間、毎年新年にその場所を訪れています。
1998年にこの河川に生息する鯉に内分泌攪乱化 学物質(環境ホルモン)が検出されてからは、環境ホルモンに関す る研究・調査が始まりました。多摩川は日本における環境ホルモン研究の発祥の地です。
毎回ここを訪れ、頭をリフレッシュして、その年の研究や調査にとり組みます。
17年経った今でも環境ホルモンの問題はまだ 解決には至っていませんが、問題解決にむけて希望を持って取り組んでいます。環境問題の研究、調査には時間がかかります。
教育に関しては研究よりも時間がかかります。ですから、教育プログラムに時限はありえませんし、時限で 予算をストップするのは無責任です。とはいえ、JSTからの財政支援は終了します。
FOLENSのプログラムを今後も継続したいと思って います。FOLENSでは東京農工大学からの限られた財源をい かに有効的に活用し、FOLENSプログラムを継続できるかここ1年間ほど 検討してきました。2014年はFOLENSプログラムの継続のスタートの年にできればと思います。
皆様にとっても2014年が実りある年であり、日本がさらなる持 続可能な社会に進み、平和で安心して暮らせる社会にむけて前進できる年であることを願っています。

このメールマガジンは、これまでFOLENSプログラムに何らかの関わりを持っていただいた方々にお送りしています。配信停止、または新たに配信開始を希望される場合は、お手数をおかけしますが、下記までご連絡くださいますよう、お願いいたします。また、みなさまからの、ご感想、ご意見をお待ちしています。

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