カリキュラム | 海外実習・インターンシップ

FOLENSプログラムでは、環境問題に関わる現場で実践的な経験を積む機会として「海外フィールド実習&ポストフィールド報告会」「インターンシップ&ケーススタディワークショップ」を提供します。学生は、このうち1つを選択、履修します。「ポストフィールド報告会」「ケーススタディワークショップ」には、履修していない学生にも参加することが期待されます。

海外フィールド実習&ポストフィールド報告会シラバスへ

 「海外フィールド実習」では、実際にアジア・アフリカ地域の環境問題の現場に立ち、調査を行う中で、現場立脚型環境リーダーとして重要な資質であるフィールドセンスを身につけます。観測、試料採取、環境改善装置の試験、現地住民への聞き取りなどを実践し、調査にあたっての困難を乗り越えながら、現場で情報を得るための基本的な手法の習得と、自らの視点や問題意識にもとづいた研究や行動を展開する力を養います。また、現地の人々との交流を通じて環境問題に対する人々の意識や社会経済状況を理解し、その地域社会における環境問題の背景や構造を掴む能力を養います。

海外フィールド実習

ポストフィールド報告会」では、「海外フィールド実習」でさまざまな現場を訪れた学生が集まって、ディスカッションを行います。それぞれの地域で得た情報や知識を比較、交換することにより、アジア・アフリカ地域に共通する課題と、各地域に固有の課題を明らかにします。

ポストフィールド報告会
インターンシップ&ケーススタディーワークショップシラバスへ

 本プログラムでは、実際に現場で行われている取り組みを自らの経験として理解することを重視し、国内の行政機関・企業・NPOや、海外のODA現場などにおける、2~3ヶ月程度のインターンシップを取り入れます。国内では、環境省、東京都環境局、環境系民間企業・NPO・公益法人、製造業の環境部門など、海外では環境に関わるODAやNGOによるプロジェクトの現場への参加を想定しています。

インターンシップ

「ケーススタディーワークショップ」は、本プログラム独自の、新しいスタイルの科目です。ある架空の現場の環境問題を題材に、環境調査の計画立案・実行から政策の提案までを、ワークショップ形式で受講者全員が議論しながら進めていきます。インターンシップ受入れ先の専門家らにもテーマの企画段階から参加、助言をいただく予定です。

これにより、法規や政策立案などに関わる知識を、現場に即した形で身につけます。また、日本人学生とアジア・アフリカ地域の学生らが、多様な社会・文化的背景をもとに意見交換する中で、国際的な広い視野から環境問題を捉える視点が養われます。

ケーススタディーワークショップ
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