イベントリポート|平成29年度 第2回 国際共同研究・国際学会発表会の合同発表・評価会

イベントリポート

女性研究者の活躍推進を実現する“関東プラットフォーム”の創生と全国展開 第5回シンポジウム


2020.12.23

東京農工大学、東京外国語大学、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、首都圏産業活性化協会(TAMA協会)の4機関は、平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」を実施しています。
この事業では、東京農工大学が培ってきた女性研究者支援の取組を発展・推進すると共に、そのノウハウを関東近辺の大学・企業等へ波及することで女性研究者が機関や地域を越えて活躍できる“関東プラットフォーム”を創生し、更に全国へと広げる取組を進めています。

令和元年度はコロナウィルス感染拡大のため第4回シンポジウムの中止を余儀なくされましたが、2020年12月21日(月)、事業紹介及び今年度の進捗状況の報告、参加者間の交流等を目的とした「女性研究者の活躍推進を実現する“関東プラットフォーム”の創生と全国展開 第5回シンポジウム」をオンラインにて開催しました。

基調講演には、森永製菓株式会社 取締役常務執行役員の宮井真千子氏をお招きし、『SDGs達成におけるダイバーシティの役割~企業の視点から~』というタイトルで、今なぜ世界でSDGsに対する取組が必要なのか、そして、SDGs達成のためになぜ女性活躍推進が必要なのかについて、企業の視点からご講演いただきました。

4機関の事業実施責任者からは、事業紹介及び各機関の取組進捗に関する報告を行いました。

また、東京農工大学、東京外国語大学、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の女性研究者1名がそれぞれの研究内容を紹介し、本事業をはじめ研究助成により国際的研究ネットワークの構築、競争力の向上などの効果が出ているとの報告がありました。

アンケート抜粋

  • ダイバーシティの取組をSDGsの文脈で捉え直すことで悩んでいたところにタイムリーなご講演を拝聴することができ、大いにヒントを得ることができました。
  • 幾つか参考にさせて頂きたい内容があり、有益でした。
  • 分野が異なる女性研究者による研究成果を聞けたことがとてもよかった。
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