イベントリポート|女性研究者の活躍推進を実現する“関東プラットフォーム”の創生と全国展開 第2回シンポジウム

イベントリポート

女性研究者の活躍推進を実現する“関東プラットフォーム”の創生と全国展開 第2回シンポジウム


2018.02.08

東京農工大学、東京外国語大学、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、首都圏産業活性化協会(TAMA協会)の4機関は、平成28年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」を実施しています。
この事業では、東京農工大学が培ってきた女性研究者支援の取組を発展・推進すると共に、そのノウハウを関東近辺の大学・企業等へ波及することで女性研究者が機関や地域を越えて活躍できる“関東プラットフォーム”を創生し、更に全国へと広げる取組を進めています。

2018年2月8日(木)、事業紹介及び今年度の進捗状況の報告、参加者間の交流等を目的とした「女性研究者の活躍推進を実現する“関東プラットフォーム”の創生と全国展開 第2回シンポジウム」を東京農工大学小金井キャンパスにて開催しました。

基調講演には富士通株式会社常務理事の梶原ゆみ子氏をお招きし、「ICT企業におけるダイバーシティ&インクルージョン」というタイトルで、グローバル企業である富士通が取り組むダイバーシティ&インクルージョン推進に関するお話を伺いました。

4機関の事業実施責任者からは、事業紹介及び各機関の取組進捗に関する報告を行いました。

また、本事業の関係機関(ネットワーク機関)である埼玉大学、千葉大学、日本ハム株式会社、室蘭工業大学、山形大学、理化学研究所からも女性活躍推進に関する取組をご紹介いただくことで、様々な機関の取組や課題等について情報共有を図りました。

24の大学、研究機関、企業等から多数の参加者が集まり、シンポジウムは大盛況の内に幕を閉じました。
その後の情報交換会でも、活発な情報交換・名刺交換が行われ、会場のあちらこちらで交流を深める様子が見られました。

アンケート抜粋

  • 参加機関の多種多様性から本取組の拡がりを実感しました。多数の機関から取組の具体例を聞くことができて参考になりました。
  • この10年間の農工大の女性支援の取組みの成果を拝聴し感銘を受けました。全国へネットワークが広がっているとのことですので、益々のご発展をお祈りします。
  • 各機関の熱心な取り組みを知ることができ理解が深まりました。ネットワーク形成によりダイバーシティの気運が高まるということが実感できました。中長期の取り組みが重要かと思います。
  • ネットワークに更に積極的に参加させていただこうと思いました。宮浦先生のお話は参考になり、共感しております。


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