事業の取り組み内容
I. 放射性Csで汚染された福島農耕地からのバイオ肥料と除去植物の相互作用を用いた効率的な放射性元素除去技術の開発

農林水産省の取り組み（農林水産省HPより引用）

放射性Csによる低線量被曝による野生動物の健康障害の評価のためのアカネズミ・ヒメネズミの捕獲

I-３．放射能汚染地域の里山-農耕地流域（水田・畑地）の灌漑水-土壌-植物系での各種Cs同位体の複数年に渡る分布動態の解明・放射能汚染地での土壌や植物の放射能汚染程度の実態調査

I-２．粘土鉱物に固定された放射性Csの脱着に関しての植物や微生物の機能の解明

ヒマワリ-ソルガム栽培体系による農耕地からのCs除去試験
(二本松市戸沢地区）

植物とバイオ肥料の組合せによる農耕地からの放射性Cs除去試験
(二本松市戸沢地区）

I-１. 福島の周年的な栽培体系に適し、除去植物−バイオ肥料微生物の生物相関を最大に発揮し、放射性Cs等の相乗的な除去に資する最適組合せの発見と、その除去能力の実証

研究の目的

II. 可食部に放射性物質を蓄積しない栽培技術の開発

III　被災地の農業振興及び、先進的バイオ肥料・植物保護技術の創成とその利用による安全・安心な福島ブランド再生

III−１：被災地の農業振興

III−２：福島発の先進的バイオ肥料技術（植物養分供給技術）の開発

根粒菌による生育促進

バチルス　TUAT１株によるイネの発根促進（吉川・小野）

III−３：先進的植物保護技術を用いた福島農業復興支援

福島の放射能汚染地帯で栽培されるバイオ燃料用ソルガムが吸収した放射性Csの「バイオ肥料微生物を用いた環境生態系へのセシウム等逸脱防止技術の確立」