のたっと?人と動物を結ぶ会?

動物との触れ合いを通じて 命の大切さを感じてほしい

農学部共同獣医学科 3年 田中 貴張さん

「のたっと」は、2007年度に発足した自主ゼミナールです。人と動物の関係について自主的に学ぶことを活動理念に、主に動物介在活動について学び、そこで得た知識を子どもたちの目線に立ってわかりやすく伝えることを目標としています。メンバー全員が農学部の学生ですが、所属学科はさまざま。お互いに刺激を与えながら、幅広い分野の見識を広めています。

動物介在活動のひとつにアニマルセラピーがあります。私たちは、動物とふれあい、生命について学ぶ機会として、小学校や保育園での「動物ふれあい体験」を実施しています。子どもたちは、ヤギ、ハムスター、ラット、モルモット、ウサギなどの動物との接し方を知り、生き物を大切にする気持ちや命の大切さを学んでいきます。動物をかわいがる子どもたちの姿は笑顔にあふれていて、学生たちが癒されてしまうほど。子どもたちにもっともっと動物を好きになってほしいですね。

「動物ふれあい体験」以外にも、2か月に1回程度でイベントを開催。地域イベントで動物の生態についての発表やワークショップを行ったり、学内で動物見学ツアーを企画したりすることもあります。発足から約8年の若い団体ですが、学生たちの手で活動内容を充実させ、これからの歴史をつくっていきます。

地域イベントに出展して動物の生態について発表をしている様子

のたっと?人と動物を結ぶ会?

人と動物の関係について自主的に学ぶゼミナール。週1回程度のミーティング、勉強会やイベントの企画・実施を行うほか、ウサギやハムスター、モルモットなどの飼育をしています。「人と動物を結ぶ」という意味で英語のノット(knot)と東京農工大学をあらわすTATを合わせて、knotat:のたっとという名前になりました。

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