東京農工大学 土壌学研究室
田中治夫 調査・研究日誌


随時更新中です。(最終更新日:2018年9月18日)

・フィールドミュージアム府中・本町・津久井の土壌の説明ポスターの公開

 学科説明会(オープンキャンパス)や学園祭の時、土壌モノリス(土壌断面標本)とともに展示している農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センターの各フィールドミュージアム(FM)の土壌の説明ポスターを公開します。


 FM府中の土壌    「土を耕す - 人の生活は土壌をどのように変化させたか -」
 FM本町の土壌    「水田における土壌資源インベントリーの構築 −精密土壌図と土壌モノリスの作成−」
 FM津久井の土壌   「FM津久井は地球温暖化防止に貢献しているか?」

光る泥だんごをつくろう!(ポスター)
   2009・2010・2012・2013・2015・2016・2017「青少年のための科学の祭典」東京大会 in 小金井に出展しました。 2018年も出展します。
 アンケートなどの結果を日本土壌肥料学会関東支部大会で、2016年2017年に発表しています。

「泥染め」に挑戦
  農工大の水田土壌(灰色低地土)とガーナの赤い土で泥染めに挑戦しました。

・(一社)日本土壌肥料学会 土壌教育委員会

 
「土の絵本@〜D」 そだててあそぼうシリーズ 2002 農村文化協会 を編集執筆しました。
   この絵本は、「第50回 産経児童出版文化賞」に入賞しました。

 
「新版 土をどう教えるか? 現場で役立つ環境教育教材 (上・下巻) 2009 古今書院 を執筆しました。

 委員として土壌の観察会などをおこないました。
 2007年は、8月10日(金) 滋賀県の栗東自然観察の森で行いました。
 2011年4月24日(日)には「親と子の土の教室」を開催しました。
  日本土壌肥料学会土壌教育委員会主催、日本ペドロジー学会・東京農工大学共催、農林水産省後援(申請中)で、3歳児から小学校低学年の子どもとその保護者を対象とした体験学習教室を開催しました。

  詳しくは土壌教育委員会のサイトをご覧ください。

こんな研究をしています。

論文一覧 (東京農工大学教員データベースより)

土壌酵素活性やバイオ炭の研究(上記リストから論文をご覧ください)


土壌資源インベントリーの構築
フィールドサイエンスセンターと共同で、フィールドミュージアムの土壌資源インベントリーを構築しています。

森林土壌炭素蓄積量の推定精度向上に向けた日本の統一的土壌分類案の適用に関する研究
 国立環境研究所 水土壌圏環境研究領域 の村田智吉主任研究員と共同で研究をおこなっています。

・日本の典型的な土壌の一般理化学性
 基礎地盤コンサルタンツ(株)の中島教陽氏(現在(株)建設技術研究所)・横田川毅氏と共同で基礎研究をおこなっています。
・日本の典型的な土壌における放射性核種の動態
 農業環境技術研究所の主任研究官 山口紀子さんと共同で研究をおこなっています

・中国タリム盆地の土壌調査 (2001年9月15日〜9月25日)
 日本地下水学会中国タリム盆地調査団 第2団に加わり、タクラマカン沙漠を調査してきました。
  調査風景 in タリム盆地 (September 2001)

・水田ビオトーププロジェクト in カンボジア・ベトナム
  調査風景 in ベトナム (March 2002)
  調査風景 in カンボジア (March 2002)
  調査風景 in カンボジア (September 2002)




・毎年、東京農工大学・明治大学・日本大学・千葉大学・筑波大学・首都大学東京と合同で土壌調査トレーニングをおこなっています。(1989〜)


こんな本の執筆や編集・監修をしています。

著書一覧 (東京農工大学教員データベースより)

 土壌環境調査・分析入門
 2018 講談社
  国立環境研究所の村田智吉さんと共著で執筆しました。



土壌を愛し、土壌を守る―日本の土壌 2007 博友社
 造成土を執筆しました。

日本の統一的土壌分類体系−第二次案(2002)
 2003 博友社
 造成土を担当しました。


土壌調査ハンドブック改訂版 1997 博友社
 編集執筆をしました。


・土壌物理用語事典 新編 2002 養賢堂

・地形の辞典 2017 朝倉書店

・地下水学用語集 2011 理工図書,

・農業農村工学ハンドブック  改訂七版 基礎編 2010 農業農村工学会

・地盤材料試験の方法と解説 2009 地盤工学会


・農文教の現代農業 2007年10月号 土壌肥料大特集 泥水探検隊がゆく −土と団粒の腐植に迫る
のお手伝いをしました。

朝日新聞『ののちゃんのDO科学』 (朝日新聞社発行 2008年11月9日付be)
土は何でできているの?」に取材協力をしました。 2008年のバックナンバー(11/12)

・国土調査 5万分の1土地分類基本調査
 東京都の土地分類基本調査図作製に参加し、特に農耕地の土壌図の作製に携わりました。

・チャレンジ3年生 「はてな?はっけんブック」にとじこみの「土の本」
  2011年10月、2012年10月、2013年10月を監修しました。


・学校教員向けの科学教育誌『Science Window』2014年冬号 [特集]土と生命(JST 科学技術振興機構)作成のお手伝いをしました。バックナンバーで見ることができます。


こんなお手伝いもしています。

・国立科学博物館展示 「土壌の世界」(2000) に協力

・平成17年度府中生涯学習センターの教養セミナーけやき寿学園で、「府中のつちの話」をしました。(2006. 1.17)
 その内容は2006年3月6〜11日にジェイコム東京(2チャンネル)で放送されました。
 また、在宅学習用ビデオ教材として、生涯学習センターで貸し出されています。


・全国地球温暖化防止活動推進センター「ストップおんだん館」の展示に協力しました(2004年7月)
 土壌は炭素を土壌有機物として多量に蓄積するため、土壌を保全することは地球温暖化に対して有効な手段であると、土壌の重要性が認識され、Illusion Mill の金田裕子さんのお手伝いをして、「ストップおんだん館」に土壌の展示されています。残念ですが、ストップ温暖館は2010年3月末に閉鎖されました。)

・土壌保全対策事業技術研究会でモノリス作製
 2004年10月に東京都農林総合研究センターで開催された土壌保全対策事業技術研究会で、講師としてモノリスの作製をしました。

・南会津復興プロジェクト
 原発事故による風評被害の払拭を促進するため、南会津町南郷地区で学外実習(農家)やインターンシップを行った学生とともに、福島県産農林水産物PR支援事業の助成を受けて、福島県南会津町・南郷ブランドの販売・PR活動を農工祭で行いました。

・第54回日本ペドロジー学会野外巡検「三宅島2000年噴火後の陸上生態系の変化」に参加

農工祭に一般企画で参加
  テーマは、「足元の土を見てみよう〜府中の土壌と地形〜」  光る泥だんご教室も盛況でした。




・自然教育園報告(国立科学博物館 ISSN : 0385-759X )に執筆しました。

 川井伸郎・村田智吉・渡邊眞紀子・田中治夫. 2016:
  自然教育園における土壌有機物の炭素安定同位体比とメラニックインデックスからみる人為改変の歴史,
  自然教育園報告, 第47号, 53-60

 川井伸郎・村田智吉・田中治夫 2013:
  自然教育園における歴史的な人為からの土壌の自然再生, 自然教育園報告, 第44号 25−36


 村田智吉・田中治夫・川井伸郎・矢野 亮・渡邊眞紀子 2012::
  自然教育園内における深度別地温の変動, 自然教育園報告, 第43号 1-10

 浜田龍之介・田中治夫・村田智吉・坂上寛一 1990:
  自然教育園内のハイドロカテナの土壌 (1), 水分条件と断面形態, 自然教育園報告, 第21号, 87-96


 田中治夫・今木恵美・坂上寛一・浜田龍之介 1990:
  自然教育園内のハイドロカテナの土壌 (2), 理化学性と土壌有機物の腐植組成と糖組成, 自然教育園報告, 第21号, 97-108

 田中治夫・伊藤一之・本馬昌直・坂上寛一・浜田龍之介 1990:
  自然教育園内のハイドロカテナの土壌 (3), 微生物量および微生物活性と水溶性有機物, 自然教育園報告, 第21号, 109-115

 坂上寛一・奥山篤司・田中治夫・浜田竜之介 1989:
  自然教育園の土壌, 一カテナにおける土壌微生物相, 自然教育園報告, 第20号, 21-294



サゴヤシの生育環境調査 in マレーシア(作成中?)
無灌漑植樹のための土壌調査 in 中華人民共和国甘粛省武威市(作成中?)
JICAの短期専門家としてガーナへ派遣 コンポストの腐熟化度判定とリアルタイム診断の技術移転協力(作成中?)
レッドデータ土壌が東京農工大学府中キャンパス内で保全されています(作成中)



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