第54回日本ペドロジー学会野外巡検
三宅島2000年噴火後の陸上生態系の変化
2007年8月25日(土)〜26日(日

三宅島のガス被害は、まだ終わっていない。

1983年の溶岩台地

火山ガスで枯れたタブノキ。
すでに、ハチジョウススキやハチジョウイタドリ、オオバヤシャブシが生えている。

泥流に埋もれた椎取神社

山頂近くでは植生の回復が遅れ、ガリ侵食も起きている。
植林用のタブノキの苗木も育てられている。

2000年噴火の火山灰を
母材として新しい土壌が生成し始めている。

パイオニア植物のオオバヤシャブシとその根粒
オオバヤシャブシの切り替え畑
樹木(オオバヤシャブシ)と草本(アシタバ)が一緒に植えられていた。アシタバは、オオバヤシャブシの固定した窒素を肥料として使い、また日陰を提供してもらい育っている。
日本版アグロフォレストリー?

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