※分属・進学を希望する人へ※
研究室を選ぶ参考として、よくある質問と回答を用意してみました。
Q. 研究テーマはどのように決めますか?
A. 当研究室では、「共生」「生物間相互作用」「共進化」をキーワードに、昆虫、植物、微生物を対象に、分子レベルから群集レベルでの研究を行っています。現在は、森林害虫を対象としたForest IPMシステムの開発、共生微生物による宿主操作、病原体の媒介メカニズムなどの研究が主なテーマです。
基本的にはこうしたテーマから課題をいくつか紹介して、その中から興味をもったテーマを決めてもらいます。卒論研究ではある程度、教員が主導して進めますが、修士課程では、自らテーマをさらに深めて取り組んでもらっています。特に博士課程進学希望者には、修了後も見据えてある程度独立したテーマを提示して、自分の研究課題としてもらうようにしています。
やりたい研究の持ち込みも歓迎します。ただし、教員も分からないことが多いため、より主体的に研究を進めることが必須となります。
Q. 虫が苦手ですが大丈夫ですか?
A. 研究室には、虫が苦手な人も多いので、特に問題はありません。飼育や実験を通じて慣れていくようで、自分の材料は平気!(いや、むしろ可愛い?)となりますので、ご安心ください。一方で、虫好きの学生もいますので、虫の話で盛り上がったり、一緒に採集に行ったりしているので、興味がある人にとっては楽しい環境でもあります。
Q. 研究室の特色を教えてください。
A. フィールドの現象をラボへ。
このため、研究は生き物を観察することからスタートします。希望する学生はフィールド調査にも行き、その材料となる生き物が自然のなかで生活している様子も見てもらいます。
研究課題のほとんどは、実際に眼で見える現象(表現型)を対象とし、分子遺伝解析や生理学的分析、顕微鏡観察、培養実験、化学分析、GISを用いた空間情報解析、Rを用いた統計処理、など複数の手法を組み合わせて研究を進めていきます。
Q. コアタイム、学会参加などはありますか?
A. 2022年からコアタイムを導入しました。11:00~17:00を含む7時間です。
学会発表や論文投稿を積極的に推進しています。
※募 集※
修士課程・博士課程への進学希望の方、ポスドク(学振PD)希望の方を歓迎しています。
下記メールアドレス(井上)までお気軽に連絡下さい。
makimaki[at]cc.tuat.ac.jp (@に書き換えてください)