配属希望の学生へ
一 まだ,人類が到達していない,誰も聞いたことのない技術を生み出す 二 それを,誰もが知り,誰もが使う,当たり前の技術として社会に根付かせる 一緒に,未知の原理を,未来の常識へ変えていきませんか?
流行りのテーマや既存技術をベースにするなら,研究の入り口はわかりやすいかもしれません. しかし,本当の新しい発見・発明は,まだ十分に言語化されていない課題や見過ごされている現象から生まれることがあります. 本研究室では,そうした課題や現象を,自然科学に基づいて理解し,独自のアイデアを立て,装置開発と実験的検証を通して形にしていきます.
研究室で学べること
超音波により誘起される電磁気現象を利用した医用計測技術,光と電子の相互作用を利用した半導体デバイス. まだ世の中にない技術を,自分の手で装置やデバイスにしていきます。卒研生も学会発表に挑戦しています. 大学院では,国際会議を含め,グローバルに研究交流の経験を積んでいきます.
教科書に答えのない問いに,自分の頭で挑む力を養います. 誰かが用意した正解を探すのではなく,自ら考え,手を動かし,試行錯誤を重ねながら,まだ誰も知らない原理や技術を生み出す. そうした普遍的な力を身につけ,社会がどのように変化しても,自ら道を切り拓いて活躍できる人材になってほしいと考えています.
テーマによって異なりますが,主に以下のスキルを習得していきます. ・超音波・電波・光に関わる計測・センシング技術 ・装置開発のための機械工作・電気回路・計測制御プログラミング ・生体組織の取り扱いや一般的な評価技術 ・物理シミュレーション(AC/DC, 音響,光学,量子,半導体シミュレーション) ・半導体微細加工技術 ・高真空・極低温・強磁場技術 ・化学薬品・高圧ガスの取り扱い
博士前期課程では,研究活動を通して専門知識と実践的なスキルを幅広く身につけます. さらに研究者を目指す人は,博士後期課程へ進学し,自ら課題を設定して,主体的に研究を発展させていきます.
研究室で身に付けてほしいこと
・原理から物事を考察する力 ・仮説検証する習慣 ・あきらめずに最後までやり抜く力(GRIT) ・異分野の知識や技術を取り込み,広い視野をもって,創意工夫をする力 ・異文化・異分野コミュニケーション力 ・社会実装する視点と実行力
研究のスタイル
テーマによって個人もしくはチームで研究を進めます.基本的には以下の工程で研究開発を進めています. STEP 1: 検証する価値のある面白い「仮説」を立てる(テーマアップ) STEP 2: その仮説から,対象とする現象に対して具体的な予測をする(予備計算・シミュレーション) STEP 3: その予測を検証するための装置・デバイス・評価サンプルを考案する(実験計画の作成) STEP 4: 他分野の専門家の協力を得ながら,装置・デバイス・評価サンプルを作製・準備する(物創り) STEP 5: その装置・デバイス・評価サンプルを用いて,実験し,解析する(検証工程) STEP 6: 検証結果を学術論文としてまとめる(成果発表)
研究テーマの決まり方
3年生10月~3月:体験配属後,自由に先輩たちの実験に参加します. 4年生4月:医用研究開発チーム,もしくは半導体研究開発チームのどちらの方面に進むか大枠を決めてもらいます(両方もありです). 4年生4月~8月:各チームに参加し,より本格的に研究背景・実験技術を学んでいきます.独自のテーマアップも歓迎しています. 4年生9月:卒業後の進路や習得してきた実験技術を基に,卒研テーマの具体的な目標について相談します.
