ヘッダーロご

Activity

学⽣フォーミュラでは、毎年9⽉に開催される「学⽣フォーミュラ⽇本⼤会」に向けて学⽣が⼀からマシンを作り上げます。
チームの活動は、⾞両の構想・設計・開発・走行・試験はもとより、静的審査に向けた各種書類等の準備や活動を⽀援していただく⽅々への渉外活動、そしてそれらをまとめ上げるマネジメントなど多岐にわたります。
これらの活動を通して、学⽣はものづくりやチーム活動の本質を学び、その難しさや喜びを経験します。そして、将来的に⾃動⾞技術をはじめとする産業の発展・振興を担う⼈材となるための知識や技術を⾝に付けることを⽬的とします。
我々、TUAT Formula の活動を画像を交えてご紹介します。

車両製作

設計

前年度の車両データや大会結果などからのフィードバックを基に、次大会の目標やマシンコンセプトを決定します。 それから動的班ごとに目標達成に向け前年度までの車両の部品をより最適化させ、また新たな構造や機能の実装に挑みます。
CADソフト SolidWorksを用いたコンピュータでの設計・解析や試作品での試験を行い、数回の発表会をチーム全体で開き、設計のレビューを行います。 部品の性能や実際の製作・整備性、必要な費用等を総合的に考査したうえで、最終的な設計が完了します。
これらの計画は、企業での製品開発などにおいて用いられる「Vプロセス」に基づき行っております。

SolidWorksを用いて設計
エアロの流体解析
電気回路の設計

製作

設計図を基に工作機械を用いて部品の作成を行い、設計した車両を実際に製作していきます。
製作は基本的に私たち学生が自らの手で行います。金属等の材料をもとに、シャーリングマシンや卓上ボール盤、溶接機などに加え、
ものづくり創造工学センターにある旋盤・フライス盤・ワイヤ放電加工機をお借りして製作します。
一部の製作が難しい部品や加工に関しては、各スポンサー様方に提供・加工いただいております。
自ら車両を製作することで、自動車や機械加工に関する知識や技術を身に付けることができます。

旋盤加工の様子
放電加工機

試験走行 / ドライバー育成

完成した車両のシェイクダウンを行なった後、構内やサーキットをお借りして車両の試験走行を行います。 初回に不具合や異常が無いかを確認し、試走を重ねていきます。 ログデータやドライバーコメントをもとにマシンを調整し、戦闘力を高めていきます。
複数チームでの合同試走会は、他チームと交流し技術や意見を交換できる貴重な機会となります。
また、試験走行とともにドライバーの育成も行います。

シェイクダウンの様子
モビリティリゾートもてぎでの試走会
エコパでの試走会
日本自動車研究所(JARI)での試走会

大会出場

毎年9月に開催される全日本学生フォーミュラ大会へ出場します。
2024年度より、開催場所がAichi Sky Exispoになりました。
本サークルの最終目標です。

技術車検の様子
チルト試験の様子
いざ、エンデュランスへ
エンデュランスの様子
エンデュランス完走後、笑顔溢れるメンバーたち
全種目完走のメダル(左)とオートクロス3位のトロフィー(右)

チーム運営

渉外活動

様々な企業に対して交渉を行い、ご理解・ご協力をいただきスポンサー支援を受けながら活動しています。スポンサー様一覧はこちらから

支援品の例 (ソリッドワークス・ジャパン株式会社様)
支援品の例 (株式会社和光ケミカル様)