アプタマー生物学の創成

文部科学省 科学研究費助成事業 「学術変革領域研究(B)」

Creation of Aptameric biology

計画研究 A01RESEARCH-A01

計画研究 A01

研究代表者
堀 由起子
所属
東京大学大学院薬学系研究科 機能病態学教室
課題名
アプタマー生物学による脳内Aβホメオスタシス機構の意義の解明
研究の目的
脳内におけるAβ量の増加はアルツハイマー病(AD)の発症リスクになるため、Aβホメオスタシス機構を解明し制御することは、AD治療戦略となる可能性を秘めています。これまでに、Aβ分解酵素の一つとしてアストロサイト由来Kallikrein-related peptidase 7(KLK7)が同定されました。KLK7の発現量はAβ刺激に応じて変化することから、アストロサイトがAβを感知し、KLK7の発現量を変化させることで脳内のAβホメオスタシスを制御している可能性が示唆されています。しかし、その詳細な発現制御メカニズムは未だわかっていません。
そこで本研究では、KLK7発現制御機構の解明と、アプタマーによるKLK7を介したAβホメオスタシス制御に取り組み、創薬応用の可能性に挑戦します。
アプタマー生物学による脳内Aβホメオスタシス機構の意義の解明

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