活動内容

研究室旅行

2017年10月に研究室旅行で大洗に行きました。

研究室風景

バイオ班

微生物を用いた排水処理などについて研究しています。DNA, RNAを扱う分子生物学的な手法を用いて微生物の種類の解析や同定を行い、どの微生物が反応に寄与しているのかを解明します。

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バイオマス班

豚尿や稲わらを使用したメタン発酵や同位体アナライザーを用いた分析による水田からの温室効果ガスの排出抑制に向けた取り組みを行っています。

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有害物質班

有害物質をより低コストで処理する研究をしています。ダイオキシンやPCBs、土壌中の有害物質除去などに取り組んでいます。

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年間行事

  • 4月お花見

    2017年度はあいにく室内での開催となってしまいましたが、例年は構内の桜並木で行われます。お昼ご飯は各自が作った料理を持ち寄ってみんなに紹介します。人数が多いため様々な料理が楽しめます。OB・OGの方々や先生のご家族もいらっしゃり交流を深めます。

  • 6月研究室合宿

    B4とM1が自分の新しい研究テーマについて「なぜその研究をするのか」「これから何をするのか」などといった背景についてまとめて発表します。発表の後はマラソン大会と飲み会。2017年度は2日目に海岸でレクリエーションを行いました。

  • 10月研究室旅行

    秋にはB4が幹事となって研究室旅行に行きます。毎年Something Newな企画が求められます。宿での食事は先輩方に手伝っていただきながらB4が用意します。2017年度は茨城県大洗・ひたちなかでパネルクイズ型のレクリエーションを行いました。

  • 2月卒論・修論発表

    自分の研究の結果や考察をまとめて修論や卒論を書き上げます。卒論・修論発表では館山合宿やゼミの発表で培った発表スキルを存分に発揮します。2017年度の卒論発表では学科の先生方からの評価が高く、1位から3位を細見・寺田研究室が占めました。

よくある質問

Q.細見・寺田研究室の特色はなんですか?
A. 「工学」+「環境」です。
「環境」をテーマにした研究室は学部問わず、多くあると思います。その中でも細見・寺田研究室は「化学工学」の視点を持ち、環境に関わる種々の問題に対してアプローチし、基礎研究の枠を超えた実用的な研究を行っていることが一番の特色だと思います。
また、環境をキーワードに、微生物やバイオマスなど、バイオエンジニアリングの分野から有害物質の分解など、非常に多岐にわたる分野の研究を行っていることも特色です。
Q.細見・寺田研究室はどこに属していますか?
A.「東京農工大学 工学部 化学システム工学科」
および「東京農工大学大学院 工学府 応用化学専攻 システム化学工学専修 」です。

細見・寺田研究室に配属希望者は、入試を受ける際は上記の学科・専攻を受験してください。
Q.研究テーマ、班分けはどのように決まりますか?
A.学生の希望で決まります。
ただし希望が重なった場合は、話し合いで決定します。
テーマそのものは先生によって決定されますが、実験へのアプローチは学生の裁量で自由に行うことができます(もちろん先生や先輩と相談することもあります)。
Q.気になる進路は?
A.非常に多岐にわたります。
進路が多岐にわたるところも細見・寺田研究室の特色です。
過去の進路先
卒業年度 課程 進学先
2016年度 学部 進学 6名
修士
  • コミカミノルタ
  • サッポロビール
  • テクノプロ
  • 協和発酵バイオ
  • 三菱ケミカルホールディングス
  • JXエンジニアリング
2015年度 学部 進学 6名
修士
  • 大林組
  • 日揮
  • 三菱化学エンジニアリング
  • 出光興業
  • 太陽日酸東関東
2014年度 学部
  • 進学 5名
  • 帰国 1名
修士
  • 進学 3名
  • 東レ
  • 日本原子力研究開発機構
  • 神奈川県(公務員)
2013年度 学部 進学 7名
修士
  • 栗田工業
  • 富士フィルム
  • 三菱化学
  • 三菱化学エンジニアリング
  • 神鋼環境ソリューション
  • 長瀬産業
  • SPICE SERVE
2012年度 学部 進学 7名
修士
  • 進学 3名
  • 東京都(公務員)
  • 神奈川県(公務員)
博士 日本学術振興会
2011年度 学部
  • 進学 5名
  • 旭硝子
修士
  • Exxon Mobil
  • キリンビール
  • オルガノ
  • 東京都(公務員)3名
2010年度 学部
  • 進学 5名
  • 海外留学 1名
  • 専門学校進学 1名
修士
  • 味の素
  • 高砂熱学工業
  • 昭和産業
  • 日産車体
  • 東京都(公務員)
2009年度 学部
  • 進学 4名
  • 柏崎市(公務員)
修士
  • 月島機械
  • タクマ
  • 東京ガス
  • 東京都(公務員)
  • 進学
2008年度 学部
  • 進学 5名
修士
  • 東燃化学
  • 山崎製パン
  • クノール
  • 千代田化工建設
  • 進学
2007年度 学部
  • 進学 4名
  • ANA
修士
  • 日本工営
  • 東京都
  • じんざい社
  • 東レ
  • オルガノ
Q.細見先生、寺田先生が担当する科目の成績がよくない(あるいは履修していない)のですが、大丈夫ですか?
A.問題ありません。
研究を開始し、足りないと感じる知識があれば、その時に勉強すれば問題ありません。実際研究室に入るとテーマにより勉強内容はかなり異なり、それぞれ先生や先輩が教えてくれます。
Q.アルバイトはできますか?
A.研究に支障がなければ可能です。
実際にアルバイトをしている方もいます。ただ、あくまで「研究」が最優先となるので、研究に支障がでない程度に行う必要があります。
Q.研究室の人数が多いようですが、メリットやデメリットは?
A.メリットとして、研究についての質問をいろいろな人に聞くことができたり、アドバイスをもらえたりすることが挙げられます。
また、旅行や飲み会などの遊びも大人数で楽しむことができます。
一方デメリットとして、研究室での行事では幹事の仕事が多くなりがちで大変ということが挙げられます。しかしながら、それを成功させるために協調性などの社会に出てから役立つ力を身に着けることができます。
Q.(東京農工大学)生命工学科との違いは?
A.生命工学科では化学工学の物質収支や移動現象を利用して環境バイオプロセスの「開発」を志向しているのに対し、こちらは「プロセス」が中心です。
また、生命工学科では遺伝子改変などのバイオテクノロジーの側面が強いですが、我々はそういった技術を適用していません。
一方で、微生物を集団として考える複合微生物系の中での異種・同種の相互作用などを理解して利用することを目指しています。
Q.机やパソコンは支給されますか?
A.支給されます。
机は作業スペースが十分にあり、学年を増すごとにスペースも広くなります。
パソコンはデスクトップかノートかを選ぶこともでき、支給されないということは決してありません。