創薬酵素工学研究室へようこそ!

We are medicinal enzyme engineering laboratory

概念

 酵素工学と代謝工学は、今や事実上あらゆる所望の化学製品の持続可能な生合成を可能にする。この合成生物学の研究動向は、様々な化学物質や材料の生産を向上させる将来の希望として爆発的に広がっている。目的化合物の微生物生産を工学的に行うには、DNAの合成と編集、宿主株の構築、最適な代謝経路を構築するための適切な遺伝子の選択、代謝物の分析、生産力価のスケールアップなど、多くのステップが必要である。これらのステップの中で、酵素の発見とエンジニアリングは、最も標準化と自動化が遅れているプロセスのひとつである。さらに重要なことは、現在知られている代謝経路を拡張して、新しいタイプの価値ある化合物を生産することは、特殊な酵素機能の発見やエンジニアリングに完全に依存しているということである。したがって、創薬酵素工学研究室は、薬用化合物の生産のための計算酵素工学的アプローチを開発、体系化、応用するために設立された。

What We Do

酵素工学

酵素の機能を向上させる鍵となる
アミノ酸置換を構造に基づいて設計する。

機械学習

 機械学習を活用して、新規機能を
持つ酵素の定向進化を加速する。

創薬

 酵素生体触媒作用は、創薬と医薬品製造のための持続可能で効率的な経路を提供する。

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最近のニュース


Chris’ first-author paper on machine learning-based prediction of new yeast gene functions is accepted by Life Science Alliance.
立命館大学の荒木教授、神戸大学の近藤・蓮沼・石井教授と共同で、MALDI-TOFのフィンガープリントデータを取り込んで遺伝子機能予測を高める手法を開発した。
2025年8月21日

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GEnESIS workflow overview


Satoshi’s paper on the GEnESIS system is under review by npj Systems Biology and Applications!
GEnESIS(構造情報を取り入れたグラフニューラルネットワークによる酵素進化ワークフロー)を提案。新規酵素の設計に役立つ。
2025年8月6日

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Chris’ first- and corresponding-author paper on the structure and mechanism of DHPAAS was published in Nature Communications!
曽根教授の助言に基づきDHPAASの新しい酸素トンネル候補を発見。中澤教授の協力で蚊クチクラの固体NMR解析を初実施し、生成物が架橋形成に関与する可能性を示した。
2025年5月14日

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Satoshi has received support from Academist and Sawakami Foundation to develop new Deep Learning methods for creating novel enzymes!
新しいディープラーニング手法で新規酵素を創出する研究への支援を受けた。
2025年4月1日

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Chris received support from Kiban B to develop the ENSO system!
多様な新規酵素反応を設計するためのENSO(Enzyme Selection & Optimization)システム開発の支援を受けた。G-7奨学財団からの研究助成も採択。
2025年4月1日

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SHIOURA Noriyuki (B4)、ALAGAPPAN Nirannjheeni (B4)、
YUZAWA Satoshi (B4)が
「第18回バイオ関連化学シンポジウム」にてポスター発表を行いました。

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ALAGAPPAN Nirannjheeni (B4) と Chris が日本生物工学会にて口頭発表を行いました。



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アラガッパン ニランジニさん、塩浦 徳幸さん、湯沢 哲至さんが研究室に入りました!



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「第48回日本農薬学会大会」
にて
口頭発表「芳香族植物化合物の生合成に特化した酵素の機械学習による発見」を行いました。

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村上優子さんが事務補佐員として着任しました!

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