畜産部門 (FM府中)
今年度より畑作、畜産のスタッフは同じグループになりました。
畜産係ではホルスタイン種の牛を、フリーストール乳牛舎で飼養しています。そのうち約1 0頭が実際に搾乳する牛で、その他に、育成牛(18ヶ月齢以下)、乾乳牛(搾乳をしない 牛)など合計約30頭の牛がいます。乳牛舎には、牛を飼う施設のほかに、搾乳する施設 (ミルキングパーラ方式)、土壌脱臭装置付きの糞尿処理施設、および 牧草地があります。
ホルスタインといえども子牛を生まなければ乳を出しません。繁殖の管理(繁殖周期の確 認、お産の補助など)は、大事な仕事です。生まれた子牛のうち、雌子牛は乳牛の後継牛 として育て、雄子牛は肥育の素牛として販売されます。
生乳は乳業会社に販売しますが、一部はFSセンター内の加工場で乳酸菌飲料、アイスクリームなどの乳製品となります。
【スタッフ】
准教授 本林 隆 |
准教授 杉村 智史 | 技術専門職員 坂本真一 |
技術専門職員 相田政昭 | 技術職員 小林 優 | 技術職員 小松 夏美 |
実習内容
乳牛と様々な施設、牧草地を利用して、搾乳や乳牛の管理、飼料の収穫や調製、牧草地の管理(雑草防除など)に関する実習を行います。研究内容
・悪臭およびメタンの発生を抑制しつつ、高品質の牛乳を生産する飼養管理技術の確立・行動調査に基づく乳牛の快適性を目指した牛群管理技術の確立
・無公害のふん尿処理・利用技術の確立
【実習風景】
搾乳風景(ホルスタイン種)
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搾乳風景(ジャージー種)
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哺乳中仔牛(ホルスタイン種1ヶ月齢♂)
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混合飼料を食べる搾乳牛(ホルスタイン種)
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乾草を食べる乾乳牛(ホルスタイン種) |
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