朝のけやき並木 現実の象徴
排気で汚い空気を吸って、
吸いたくないから少ししか吸わないと
息苦しくなって余計に吸って、
学校まで急いで歩いていく。
でも、けやき並木というのは、
私が通うところだけでなく、
ずっと長い。
遠くのけやき並木 理想の象徴
見えないところにも人が住んでいて、
その人もまた遠くを思っていて、
でも、全く違うものだったりして、
人に思いの場を与えてくれる。
だから、人が歩くなか、私は一人思いをはせる。
けやき並木の向こうに。