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◎「GIYSE(グローバル科学技術人材養成)プログラム:第3回クラスステージ」を開催
 「GIYSEプログラム(最下段参照)」の第3回目のスクーリングを11月1日(日)に実施しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第1回、第2回に引き続き、オンラインで開催しました。

 午前中の「English Communication for Scientists」では、第3回目として、国際共通語としての英語を使うためのポイントを学び、東京農工大学に在籍する留学生TAとともに、自然現象や生物の生態の動画を英語で説明する課題に取り組みました。事前課題として動画を視聴した上で、グループワークを行い、内容をまとめました。留学生TAのサポートの下に、受講生同士が協力し合ってグループ毎に発表しました。また、その後に、フィードバックを行いました。
 
「English Communication for Scientists」講義の様子
 午後の物理学実験「偏光のサイエンスとアート」は、本学シニアプロフェッサー梅田倫弘先生が講師となり、小金井キャンパスの教室と受講生の自宅をオンラインで結んで実験に挑みました。受講生はあらかじめ送られた実験キットを使用し、梅田先生の解説をオンラインで確認しながら、また、少人数のグループに分かれて実験TAのサポートと指導を受けながら、偏光の特性について学び、実験をしました。
 
中継会場の様子(講師と実験TAは小金井キャンパスの教室から発信) 梅田先生の実験1(実験の様子をオンラインで中継)
梅田先生の実験2(受講生のパソコンでは実験している様子が映るように撮影) グループワークでの実験の様子(偏光万華鏡を作成、左上の受講生は万華鏡のパターンをスマートフォンで撮影した写真を見せている)
作成した偏光万華鏡のパターン
  次回以降のクラスステージは、第4回12月20日(日)、第5回2021年2月13日(土)・14日(日)の開催予定です。

<GIYSEプログラム>
 2018年度よりJSTから委託された事業で、将来、科学の専門分野で国境を越えて活躍する研究者、技術者を目指す高校生のためのプログラムです。研究を進める際に必要な知識を学習するクラスステージ(定員40名)と、個別に課題研究を行うラボステージ(定員15名)の2段階で構成されています。今年度のクラスステージは、年5回開催する計画で、2020年11月1日(日)は第3回目のスクーリングを開催しました。
 
 
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